環境問題と「はたらく細胞」Black
このアニメ、AMAZONプライムで初めて見ました。体の中で細胞たちがこんなふうに働いてるんだ、私がこんなことしたら細胞はこんなふうに慌てふためいてるんだ。。。と身につまされました。ふつうの「はたらく細胞」というアニメに対し、こちらの「はたらく細胞ブラック」はいわばスピンオフ企画といったもののようです。
通常の「はたらく細胞」は細胞たちが正常に機能しているのに対し、「ブラック」では体の【主】が飲酒、喫煙、睡眠不足を繰り返し、仕事のせいか、過度のストレス状況にあります。そのため主人公の赤血球たちが各所に酸素を運ぶ必要があるのですが、一酸化炭素にやられたり、細菌に襲われたり、通路(血管)が脂肪分などで塞がれてめちゃめちゃ死んだり、過労になったり、回を重ねるごとに、なんというか、朽ちていくのです。実際に病気にもなります。(脱毛症、痛風、ED、癌、死)白血球さん(すごい巨乳)たちが命がけで俺たちを守ってくれてるんだから、俺は行く!!!と怪獣(ウィルス)が暴れる中を突っ走り、寝る間も惜しんで酸素持って走り回ります。
はたらけど、闘えど、悪くなる一方の環境(体内)で天を仰ぎ、「俺たちは一体なんのために働いてるんだ…」とつぶやく赤血球。まさにブラック企業。それでも彼らには【やーめた】という選択肢はありません。だって、やめたらそれは彼ら自身の死でもあるのです。もちろん現実には細胞には心がなさそうですが、、、擬人化してみたら酷いことです。
夢中になってこのアニメを見ているうち、あることに気づきました。
【この体の中って地球環境みたい】だなと。【体の主は私達】?
【川のせせらぎや植物たちは赤血球や白血球さんやマクロファージさん】?
はたらけど、闘えど、です。
私にとっては【宇宙船地球号】より、はたらく細胞のほうが、より身につまされる話でした。
ぜひ見てみてください!
https://saibou-black.com/?from=lower
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