1→10に広げる企画の極意/右脳思考など今月読んだ本(2019年1月)
1→10(ワントゥテン)に広げる企画の極意
アイデアを形にする方法のヒントが得られたらと思って読んだのですが、アイデアを形にするためには欠かせない、「アイデアや価値を人に伝える」という部分で、コミュニケーションディレクター/コピーライター梅田悟司さんの章がとても良かったです。
・相手には「説得」ではなく「納得」してもらう
・そのためには「共感」が必要、共感し人を動かすには「ビジョン」が必要
というのはまさしくその通りだなと思いました。
相手の考えていることをうまくキャッチアップできず、「もっと詳しく教えて欲しい」と言っても、なかなか聞きたいことを引き出すことができない、ということがたまにあります。
相手とのバックグランドが異なり、自分の気にしている形で情報を引き出すことができないということもありますが、単に相手がまだそのことに対して深く考えていない、ということもあるような気がします。
「そこにある事実(表面的な言葉)」から、「人を行動させる言葉(内面的な言葉)」を見つけられる人間になりたいです。
さおだけやはなぜ潰れないのか
少し前から会社で公認会計士の山崎さん( @zakizaki_cpa )が会計勉強をしてくれていて、会計は経営者と株主のためだけのものではないと気づき始めていたのですが、より初心者の理解を深めさせてくれた本でした。
流行っていないフランス料理店と料理教室の連結や、家のローンと保険見直しのからくりのエピソードがとても分かりやすかったです。
右脳思考
これも会社Slackの読書チャンネルで、 @zakizaki_cpa が教えてくれた本だった気がします。
私はどちらかというと閃きで行動してしまって行き詰まることが多いのですが、むしろ勘を大事にしてロジカルがついてくるように鍛えればいいんだとすごく励みになりました。おすすめです。
いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本
私は取材ブログなどでつい「自分が書きたいもの」を書いてしまいがちなのですが、これを読んで「書き手が書きたいこと」と「読み手が読みたいもの」をすり合わせるための材料がかなり得られた気がします。
コンテンツ作りをどこからやろうか迷った時は、突然ニッチなところから攻めるのではなく、母数の多いマスから攻めていくというのをもう少し意識してやっていこうと思いました。