【3秒ルール】サーマルはインジケータが点滅したら回せ
私はゲーム脳である。
建物の中二階にギリギリ人が歩けそうな構造を見つけたときは
「多分ジャンプのタイミングとかで行けそう。アイテムありそう。」
とか、両手で何かを操作するときは
「これはL2・R2を同時押しして…」
と考えてしまうタイプの人間だ。
そんなゲーム脳がパラグライダーをすると、頭の中は四六時中ゲーミングUIや概念でいっぱいだ。
これが結構、役に立つ。
以前に、ゲーミングUIを用いてサーマルソアリングの基礎知識「3秒ルール」を動画解説した。まずはこれを見てほしい。
おそらく、どこのパラグライダースクールでもサーマルソアリングを始めるにあたって
「サーマルソアリングをするためには、旋回をサーマルの中に納める必要があります。サーマルに入って3秒くらい直進を取れば、1周をサーマルの中に収められます。ですから、バリオが鳴ったら3秒数えてから旋回しましょう。」
と習うのではないだろうか。
いわゆる「3秒ルール」である。
それをゲーム脳的解釈で解説したのがこの動画だ。
迫り来るピンクの円はあくまで説明用に描いた図だが、ポイントは
"WAIT…"⇛”TURN!”
のインジケータだ。
これはタイミングが重要なアクションゲーム等でよく見られる。
文言に加えて、文字の大きさ、点滅の周期、色などが工夫されていることが多い。
これなら、初めて触るプレイヤーも”然るべき動作とタイミング”が直感的にわかる。
自分の中の明確な元ネタは絞れないが、
エナジーエアフォース aimStrike!(フライトシミュレーター/シューティング)
タイムクライシスシリーズ(シューティング)
風雲 新撰組(剣術アクション)
あたりが土台だと思う。
いずれも、コンマを争うアクションシーンで
「まだだ………………今だ!撃て(斬れ)!!」
というタイミングを激しくお知らせしてくれる。
(エナジーエアフォースは戦闘機のHUDが元ネタの元ネタになる。)
私がフライト中に様々なタイミングを測るときの脳内を視覚化すると、まさにこんな感じだ。
パラグライディングとゲーミングUIは相性がいい。
風雲 新選組のインジケータ。
闇雲に斬り掛かっても相手の防御に弾かれるだけなので、常に間合いと太刀筋を考えなくてはならない。特に連携攻撃は然るべき位置関係・タイミングでのみ繰り出せるようになっており、それを左上のアイコン点滅が示してくれる。
無双シリーズのような派手さはないが、これが決まると爽快。
理解の手助けになれば
パラグライダーをしていて、特に教える側としてつくづく思うのが、「このスポーツは説明が難しい」ということだ。
ただでさえ、一般的には日常で揚力だの滑空比だのという概念に触れて育つことはない。そして空気や風というのは見えない。
聞く側からすれば、よくわからない上に見えないものに対する立ち回りを解かれることになる。年末調整みたいに。
何度か教わった程度では理解できない(実践に結びつかない)のは当然だ。
そんなスカイスポーツにおいて、ゲーム脳もといゲーミングUIを用いた説明が理解の手助けになるのではなかろうか。
という試みの一環。
あとがき
初めに書くべきかもしれませんが、導入は速いのが好きなので末尾に。
Noteを初投稿しました。趣味でパラグライダーをしているTガシといいます。
最近、界隈からのNote投稿が増えていて面白そうだったので一筆しました。
パラグライダーの話題を中心に投稿してみようと思います。
好きなゲームジャンルはFPS、オープンワールド、レーシングシミュレータです。
よろしくお願いいたします。
プロフィール
経験年数 :約10年
技能証 :クロスカントリーP、タンデムP、助教員
ホームエリア:山形県 南陽スカイパーク
グライダー :Ozone Delta3(カスタムカラー『自由の翼』)
Youtubeチャンネル『南陽クラウドサウナ部』