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#2 バルビレッジを知るものへ
僕が小中学生だった2000年代後半、数多あるブラウザゲームの中に、「バルビレッジ」というゲームがあった。※画像は運営ブログより
バルビレッジとは、フクロウとクマを合わせたキャラ「オウルベア」を操作し、アイテムを集め、家と庭を飾ることを目的としたゲームである。
今年大流行した「あつまれ どうぶつの森」と似たようなゲームだと思ってください。今思えばほぼ同じです。違うところがあるとすれば、アイテムを「盗める」こと。庭にケルベロスという番犬(実際の見た目はチワワのようなかわいい感じ)を置くことでアイテムが盗まれるのを防ぐことができる。
このオウルベアの世界に置かれているアイテムにはピヨパワーという重さの単位があり、他のユーザーと交流することでピヨパワーを増やし、重いアイテムを次第に持てるようになっていく。
例えば、犬の重さは3、柱の重さは100といった具合に。
アイテムを飾っていくゲームということで、それぞれのアイテムにはレアかそうではないかが自然と振り分けられている。レアだったアイテムは動きがある動物系、オウルベアを象った銅像、池や沼といったもの。
こういったアイテムを(正確には覚えていないが)500×500のパネルを歩き回って見つけ出し、自分の手元に置くのである。うん、どうぶつの森に近い。
どちらかというと女性向けのゲームのような感じではあるが、当時11歳とか12歳だった僕はハマっていた。課金要素もあり、Webマネーをコンビニで買ってアイテムガチャを回していた。懐かしい。「コパン」という名前の人と仲良くしていたということも覚えている。
この話を友達にしたことはあまりないが、今後、こういうゲームを昔やってたんですよなんて話したときに、私もやってましたなんて返事が返ってきたらうっかり感動してしまいそう。ましてや開発者の方ともお話しできたらなんてのは夢物語か。
どこかで会えたら。