可能な限り少ない荷物で行く海外旅行【タイ🇹🇭】
「最悪お金さえあればなんとかなる」
僕が旅行するとき頭に最低限詰め込むことはこの言葉だ。旅先で忘れ物に気づいて萎えてしまうくらいなら最初から持っていかなければいい。日本にあって外国にないものなんてそうそうないのだ。揃えようと思えば全て現地で揃うのだ。そうすることで、格好から形から身の回りのモノまで、現地のものに染めてしまえばいい。
僕はこの夏、タイ🇹🇭に行った。最低限の荷物を詰めたリュックを背負って行った。入っているのは下着と歯ブラシと数日分の服のみ。他は全て現地調達である。虫除け、歯磨き粉、衣服も現地で揃えた。メガネを無くしたので、調光レンズのメガネも買った。タイで買い揃えた生活用品は帰国後も大抵使う。そんなにいいものは買わないので、次旅行する頃にはいい塩梅にくたびれている。そしてまた旅をすればいい。そうして新しいモノとの出会いがあるのだ。僕のタイパンツはいつまで破れずにいれるだろうか。僕の買った虫除けスプレーは日本の虫には刺激的だったろうか。僕が余分に買った歯磨き粉は家族へのお土産になった。僕が得た思い出だけは永遠に僕の心の中で残っているのだろうか。