AWSを使う日本の小売業界の不思議
アマゾンは既存のリアルリテーラーよりも後発で、しかもEコマースだけにディスアドバンテージが一杯ある。
そんな状況で、儲けを度外視し、クリティカルマスを取るために先行投資を優先して来られたのは、データをマネタイズできているからである。
最も分かりやすいのはAWSだ。
つまりAWSをクラウドプロバイダーとして使うことはアマゾンが赤字でECを運営することを助けていることになる。
だからアメリカの小売企業はAWSを避けてアジュールを使っている。
ところが日本の小売業界にはAWSを使っている企業が少なくない。
敵に塩を送っていることになるのだが、それで良いのだろうか?
理解に苦しんでいる。