リテールデータのマネタイズ
AdAgeの記事にこういうくだりがあった。
「アマゾンはウェブサイト検索の16%をマネタイズしているが、ウォルマートは1%に過ぎない」
たぶんサイト上の検索に対して表示される広告のことを言っているのだろう。
小売業界にこれから必要なことは、企業活動の中からデータを見つけ出して、それをマネタイズする手法を見つけることである。
それが薄利なビジネスの一助となる。
アマゾンが赤字でもECを運営できるのはデータをマネタイズしているからで、フェースブックが無料であの機能を提供できているのも書き込まれているデータをマネタイズしているからだ。
そういう時代なのである。
ここで言うデータはPOSだけではない。
IoTの時代には今まで考えられなかった何かがデータ化されることになる。
小売業界はその「何か」の宝庫で、だからアメリカの投資業界は小売業界のデジタル化技術に大金を投じているのである。