ホールフーズの対面売場
ホールフーズの対面売場だけを取り上げてみました。
デザインクォリティが非常に高い、各店舗のレイアウトが異なり対面の位置もデザインも違う、がこの企業の特徴です。
個店の集合体でチェーンストアを形成している、がホールフーズであって、それが対面売場によく表現されていると思っています。
各対面の売場名に注目。
ジュース。Real Good=本当に良い。
ベーカリー。Handcrafted=手作り。
総菜。Eatery=軽食堂
精肉。True Partnership with Ranchers Committed to Our Standards=我々のスタンダードにコミットしてくれる牧場との真のパートナーシップ
牛肉に関して、ホールフーズは5ステップと呼ぶ生育方法を採用している牧場としか取引しておらず、これを看板で大きくアピールしています。
シーフード。Fresh Catch Seafood Market=取れたてのシーフード市場。
ちなみに日本のスーパーマーケットはFishを売場名でよく使いますが、シーフードを使うのが正しい。勉強不足です。英語が分からないなら使うなと言いたい。
酒バー。The Brook Bar。Wilowbrookという町にあるので、Brook Barですね。ローカルを主張しています。
チーズ。特別な名称はなし。
コーヒー。Roast=ロースト。そのままずばりでシンプルですが、これを売場名とする感性は日本のチェーンスーパーマーケット企業には皆無かなと。
対面ではないので番外編。ボトルズはビール、コルクスはワイン。ひねりが効いてますな。
400店舗を超えるチェーンストアでこういうことができるということを、日本のスーパーマーケット企業にあらためて知って欲しいところです。