40代突入勉強の日々
神奈川にきて10年。
さわさわをどうにか続けたい。ふんわりとした意思で続けていた時夫と初めての大喧嘩
彼が私に対して感じていた事。私が考えていた事のずれに愕然としました。
さわさわをやっている事に対してもお遊びにしか見られていなかった
お遊びと思われてもしょうがない。理想を口先だけで語っていたと思う。どうやって踏み出せばいいのかわからなかったし。いざ本気で工房持とうなんて思ってもお金もない。夫に確信を持って相談する自信もなかったんだと思う。
そんな時の喧嘩で現実を知った私はママカフェを辞めて、さわさわも一旦お休みする事に。新規開店のレストランで働く事になった。
労働時間も大幅に増加。まだまだワンオペな家事との両立はきつかったけど仕事はたのしかった。
スタッフも何十人もいるような職場で働く事が20年ぶりくらいで。
自分の未熟さを思い知った場所でもあります。
仕事だってなんだって一人でやれてる事なんてないんです
当たり前のような事だけどずっと1人でやりたいようにやってきた私にはあたまをガチコンやられる事が必要だったんだなぁとおもいます。
仕事でも、プライベートでもいままでの自分てなんだったー!って思わされる事が色々ありました。40代はいままでで一番きつい事があったなとおもいます。
レストランでは今のさわさわタルトの素になるタルトをたくさん作りました。
バターたっぷりいわゆる通常の西洋菓子をここまでたくさんつくって向き合ったのは初めてでお菓子の凄さ、作ることの面白さも再確認させてもらったなぁ。
そしてやっぱり改めてバターや牛乳はなくても美味しく作れるなと実感。
veganにとらわれていた時の私が感じていた体にいいからこれくらいの味で。
みたいな、美味しさよりveganであることの意義を優先していた事に気づいて
それ、違う!ヘルシーでも身体にいいお菓子でももっと美味しくなるはず!
美味しさを求めてお菓子をつくろう。自分で作った壁はなくそう。
卵を使った方が美味しいケーキは卵の力をかりて。でもバターはつかわなくてもいけそう。そんな感じでレストランで日々お菓子を作らせてもらいながら、新生さわさわの土台を考えていったのです。
40代の話は体力使うのでまた次回に。