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2020年読んだマンガの中から面白かった8冊を紹介する回。twitterまとめ増補版
今年は断捨離しまくりましたね
さんざん 紙の本に執着していた私ですが、思い切ってデジタルに移行してみると これがすこぶる快適で、たちまち電子派になってしまいましたとさ。
というわけで
年間ベストマンガのお話です!
今年はTwitterでざっと下書きしたやつを引用してやっていこうと思います。
それでは早速…
「2020年読んだマンガの中から面白かった8冊を紹介する回。twitterまとめ増補版」スタートです!
1冊目『紛争でしたら八田まで』
「紛争でしたら八田まで」
— shotata△ (@shotata_) January 2, 2021
地政学の基本その1、隣国同士は対立する
宗教/文化/政治によって分断された地域には揉め事がつきもの。そしてこれらを解決するプロも存在する。それが"地政学リスクコンサルタント"!内容は社会情勢を下敷きにきっちりエンタメしてて、2,3話で1地域ぐらいのテンポもよい! pic.twitter.com/2EwAzVKEHe
著者:田素弘
出版:講談社
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この濃さのやつをこれ、週刊連載ですか?えっぐいですね
テーマがぶれない点がほんますごいと思います
半分チセイ、半分パワーで事にあたるわけですが、チセイ部分は筋が通っていて満足感ありますし、パワー部分にはマンガ的な”魅せ”とギャグ的な面白さもあって、総じてエンタメ度が高い。
"今"の世界の話をしています。"今"読みたいマンガです。ぜひ
2冊目『つかれたときに読む海外旅日記』
「つかれたときに読む海外旅日記」
— shotata△ (@shotata_) January 2, 2021
甚平きて世界をぶらつく男のコミックエッセイ!綺麗な建物/美味しい料理だけじゃない、その土地の"人"との交流が楽しい!旅先で出会うのはもちろんいい人ばかりではないけれど、この本に出てくるのは顔が怖くても良い人ばかり。ゆる〜く読めてくすっと笑えます pic.twitter.com/o7EUpn3nh1
著者:五箇野人
出版:小学館
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あったかい気持ちになりますね、人あったけえ
3冊目『スインギンドラゴンタイガーブギ』
「スインギンドラゴンタイガーブギ」
— shotata△ (@shotata_) January 2, 2021
戦争が終わり復興のエネルギーが渦巻く日本。はつらつと歌う少女"とら"と、ベースの天才"タツジ"が出会い、JapaneseJAZZが始まる!朝ドラっぽいなこれは。バンドメンバーの物語もあり、話が面白いのは間違いないがなんだかどんどん読みたくなる熱量がある。 pic.twitter.com/xXhhWYYR6e
著者:灰田高鴻
出版:講談社
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絵柄がいいですねこれは。
話はほんま朝ドラっぽい。わくわくしますね、続きが気になります
吹き出し / オノマトペ / 文字の置き方、いい意味で整ってない?ではないけど荒い、エネルギーある感じがあって、これはこれがいいですね
4冊目『女の園の星』
「女の園の星」
— shotata△ (@shotata_) January 2, 2021
女子校教師の星先生とその日常のやつ。シュール系ギャグと言って正しいと思うが、これだけの情報量でこれをやられてしまうとまあ、なんだこれは。女子生徒との異文化交流的なやつも絶妙でおもしろいし、教員仲間のたあいないおしゃべりも好き。これは萌え系ギャグか?そうかも。 pic.twitter.com/QQM5sDF69l
著者:和山やま
出版:祥伝社
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和山先生の本は、今年ほかにも「カラオケ行こ!」が出ましたね
こっちもめっちゃいいです、するっと読めます。言葉選びがいい
5冊目『女の子のためのストリップ劇場入門』
「女の子のためのストリップ劇場入門」
— shotata△ (@shotata_) January 2, 2021
実録系ストリップ劇場入門エッセイです。なんせ言うても風俗やからハードル高いけど、なんや言うても気になるセカイの話。その人だけの体験がその人だけの出力で出てくるタイプのエッセイが大好きなもんで、まさにこれはそれ!一巻で終わってしまって悲しい… pic.twitter.com/ayk7Juw1OF
著者:菜央こりん
出版:講談社
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こちら同人誌から始まり、単行本が出たパターンです
わたし、この本を当時コミティアで偶然見つけて、その時のシリーズ既刊すべてその場で揃えた者です(自慢)
実録エッセイたまらんよね、もっと読みたいです
6冊目『アタマの中のアレを食べたい』
「アタマの中のアレを食べたい」
— shotata△ (@shotata_) January 2, 2021
夫婦揃ってイキモノ好きで漫画家な2人がいろんなイキモノを食べる実録系。奥さまの死生観が特殊でまあおもろい。アタマの中のアレとはイメージの話ではなくストレートにアレ。私はわりとゲテモノの部類がダメなので想像で食傷したけど、絵柄がかわいいのですべて良い pic.twitter.com/vhS6Pe3LYp
著者:アサギユメ
出版:秋田書店
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夫の名前は"鯨川リョウ "。「秘密のレプタイルズ」描かれてますね。
こっちも絵がいいんですよね、なるほど重度の動物好き
ペンギンとか飼ってはるらしい。すごいな
7冊目『宙に参る』
「宙に参る」
— shotata△ (@shotata_) January 2, 2021
宇宙船が今で言うセスナぐらい身近になった未来の話。大筋としては、ある日主人公の旦那さんが亡くなったのでその遺骨を遠いところに住む義母の元へ送り届けるというもの。リモート葬儀をしたり、旅の途中でコロニーに寄ったり、お供のAIが可愛かったり、一つ一つSFの塩梅がちょうどよい pic.twitter.com/XBOhxw6aTt
著者: 肋骨凹介
出版:リイド社
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やってることが葬儀ってのがいいでんですねこれは
人がそこにいる限り、どれだけ技術が進歩して、その形式は変われどそのものはなくならないであろう儀式の一つ。
私はドラで育ったタイプのマンガ読みですが、F先生のその感じを受けました。ベースはSFでありながら、人の本質で話を転がす感じがいい
8冊目『やせましょう 40歳漫画家が半年で15kg本気(マジ)ダイエットした記録』
「やせましょう 40歳漫(略」
— shotata△ (@shotata_) January 2, 2021
前作「めしにしましょう」で体当たり連載した結果、見事なメタボボディを手に入れた銅蟲先生が6ヶ月で6種類のダイエットを試す実録人体実験マンガ。似非科学に対する警戒心がマックスで天邪鬼な先生が、ルールの中でメソッドをハックし出す感じもおもしろい! pic.twitter.com/9xw4r1K5lK
著者:小林銅蟲
出版:講談社
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おととしの年間ベストに「寿司 虚空編」を入れましたが、やっぱり好きですね、銅蟲先生のマンガが。テンポの妙が異常では?
説明だらけになってもおかしくないかと思うんですが、そんな事はなく、とにかくテンポよく人体をめちゃくちゃにしていく様は愉快
ダイエット方法比較検証みたいな皮をかぶっているが、実態は食欲の権化がルールの中で人体実験する話。なので、最後のライザップは結果にコミットする点で実際すごいと思う反面、もっと、ライザップをハックして欲しかったという思いはある。健康がなにより
おわり
というわけで、今年の8冊でした!
さて、2021年はどんな1年になるんでしょうか
それではまたどこかでお会いしましょう、さようなら。