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【漫画】オージー白黒カラスと仲良しのオージーの話


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※どうしてもカラスと呼びたいのですがこのコたちは厳密にはカラスではないんだってサ

この光景、在豪中計5回はみた。
かわいい…かわいいねみんな…


背景

当時私は、メルボルンで週170AUDという超破格の激安シェアフラットに住んでいた。
日本円にして月6〜7万円といったところ。
こんなお値段、まずありえないのです。
どうあり得ないかというと、メルボルンの平均家賃は週550AUD。
(参照:Rental Report statistics - June quarter 2024
https://www.dffh.vic.gov.au/publications/rental-report)
日本円にして…月20万超えてる。
週170AUDなどという価格のフラットは、私の知る限りここぐらいのものだった。

そもそも東京における生活費と比べると、家賃だけじゃなく、なんもかんも高額。

参考:世界中の生活費を都市VS都市で比較できる便利なサイトがこちら。

高額な生活費…
それに加えて、家賃価格相応の人多すぎな狭いシェアフラット、薬物依存症の隣人、夜中に何やら叫びがちなご近所の姉ちゃん、などなど。
ああ、改めて書くと治安の悪いこと。
そういうわけで、私の心は荒み果てていた。
ささやかな楽しみといえば、ColesやWoolworth(オーストラリアンスーパーマーケット)で売ってる激甘クッキーの山盛り(トンデモキロカロリー)をドカ食いすることぐらい…

そんな日々の中、ふと窓の外を見ると、こんな愛に満ち溢れた光景が度々広がってた…というわけ。

みんなそれぞれよい子にしながらおじさんがご飯くれるのを待ってた。
何これ! か わ い 〜 ! !

私の心は一気にハート❤️になった。

マグパイは人に対して攻撃的としばしば言われるようだけど、こんなこともあるんだね。
しかし、野生動物に対する餌付けやかわいがりは、事故につながるので絶対に避けたし。

(私が餌付けでもかわいがりでもないアクシデントによりポッサムに噛まれた話もあるのだけど、それはのちほど)

それにしても、マグパイ達がここまで慣れてるなんて、このおじさんは只者じゃない。
短くない期間お互い親交があって、「この人がご飯くれる!」ってマグパイ達もちゃんとわかってる、ってことが窺える。
仲良しだな、いいな。ステキ。

動物と人間の友情が伝わるシーンを見てると、こっちまで幸せになれる。
激甘クッキーの山盛りを貪るあのひと時、と同等の多幸感、を思い出す。

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Yoshié Tsuzuki
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