勝ち馬に乗るつもりで、Tsuzucleに飛び込んできてほしい。【取締役 丸澤 × 代表 森 対談後編】
「価値あるものを、真の価値で世界に届ける」をミッションに掲げ、デジタルマーケティング支援を展開しているTsuzucle。2024年7月に、日本初のものづくりブランドの承継と成長に取り組むforestと資本業務提携を行い、成長への歩みを加速させています。
M&Aにより、forest経営企画である丸澤舜がTsuzucleの取締役にジョイン。本記事では、丸澤とTsuzucle代表の森の対談を前後編でお送りいたします。後編では、Tsuzucleのカルチャーや、今ジョインするメリット、今後の展望について語ります。
▼前編はこちらから
「利他的であること」「スピード感の高さ」がTsuzucleのカルチャー
――丸澤さんから見て思う、Tsuzucleのカルチャーは何でしょうか。
丸澤:2つあると思っています。まずは利他的な人が多いこと。スタートアップのミッションビジョンバリューでよく見る「利他的」ですが、Tsuzucleでは特に謳っていないのにその性質があるというところが、カルチャーとして醸成されていると感じる理由です。他人が成長する仕組み作りにためらいなく自分の時間を投下できる人たちですよね。OJTの仕組みがなく、作る必要があるとなった際、自然と自分のスキルセットも惜しみなく提供し、2週間で整えたのを見たときに、本当に素晴らしいなと思いました。
森:新卒1、2年目の社員が作ってくれたものですね。丸澤さんが「売れるじゃん」と言っていました。
丸澤:それぐらいハイクオリティだったんですよ。よくあるのが、「自分のスコープじゃないから」といって片手間で作るとか、プレイヤーは関わらずマネージャーや部長レイヤーが作るといったケースなのですが、Tsuzucleでは全員が一体となって取り組みました。これは利他的ゆえでしょう。
もう1つはスピード感ですね。短期間でたたき台になるものを作る風土があります。煮詰めて期待値が上がったものを出して失敗するというあるあるなケースではなく、短期間でハイクオリティなものを出すことを自然とやれているなと思います。パートナー制度の取り組みもスピード感の良さを感じた事例ですね。
森:6月に「年内にマーケティングのBPOを成立させるために我々の仕事を信頼して任せることのできるパートナーを100人集めて、実際に仕事も切り出していこう」と事業部長がマネージャーに伝えました。さすがにこれはルール化して進めていったわけですが、今(2024年10月)時点で120人と、すでに達成しました。すごいなと思いましたよね。
――こうしたカルチャーが醸成された要因は何だと思われますか?
森:代表である私の性格が影響している部分は少なからずあるでしょうが、やはりプロパーが多いことですよね。インターン学生だった時代を経て社員になったメンバーがマジョリティーなので、学生時代に仕事を学んだときにマインドも叩き込まれていて、その「当たり前」の水準がそのままカルチャーになっていったのではないかと。
――森さんが「利他的であれ」と伝えるといったことはないのでしょうか。
森:言語化は意識しています。社員は客観的な視点を持ちにくいと認識しており、自分たちがなんとなくやっていること、取り組んでいる姿勢を定期的に言語化することによりカルチャーを醸成しております。「利他的」というのはそのうちの一つです。
丸澤:そのため、本人たちは自覚していない部分があるんだろうなと。7月から入った私からすると、本当に素晴らしい良さだと思います。利他的であることもスピード感も、後天的に身に付けるのは難しいものですから。
森:能力が高い人ほど、こうした環境で働きたいのではという思いもありますね。
シニアクラス・ジュニアクラスの双方を募集中
――「組織化を経験したシニア層」というお話がありましたが、あらためてどういった方にTsuzucleに加わってほしいと考えていますか?
丸澤:リーダークラスとジュニアクラス、双方を考えています。リーダークラスで入れる方に求めるものが、組織拡大をやり切れる力、組織作りや事業開発ができる力になります。シニアレイヤーのクライアントと話せる人もいいですね。一般論でいくと、コンサルで6、7年働いていた人、大手広告代理店の出身者、30~50人組織に拡大していくアーリーフェーズを経験した人、もしくはその責任者について一連の流れを見ていた人。
森:成長曲線を押し上げてくれる人を巻き込んでいきたいですね。常に人が足りていないものですから。
丸澤:欲を言えば、人を育てられる人ですよね。ジュニアクラスも入れていきたいのですが、育てる環境が整っているわけではないので、育てる頭数は増やしていきたい。
森:整えてきたつもりはあるのですが、今いるメンバーは自力で育っていった部分も大きいため、育てられる人が増えるのは心強いです。
丸澤:そうですね。シニアクラスに関してはいろいろと観点がありますが、ジュニアクラスに関してはポテンシャル一択です。ただ、クライアントワークのためビジネス所作が必要となります。それさえあれば、第二新卒クラス、未経験者も歓迎です。
森:丸澤さんにとって3社目で中に入ってみた立場からTsuzucleにはどういった点に魅力があると思いますか?
丸澤:会社の魅力としていえるのは、領域が特定されていることだと思います。自分がいた戦略コンサルにおいて、入社から3-5年は専門領域がなく、ジェネラルなスキルセットになるんですよね。パートナーになれば多少は切り分けられるのですが、情報整理に長けているところで留まってしまうんです。その後のキャリアを考えたとき、大きなファームの歯車の一部になることを考えていないのであれば、領域が決まっているのは専門性を高められるという意味で良い選択肢の1つになるのではないかと。
森:同業他社と比較して見られたときにはどうでしょう。
丸澤:ここが難しいですよね。面接を受けていただくだけではTsuzucleの実務能力の高さを判断するのは正直難しいと思います。外からは見えないところが多いので。そのため、短期間でも中に入って実感していただく必要があるというのが正直なところです。
森:おっしゃる通りで、クライアントワークには言えないことが多々あるため、面接時に伝えられる内容は表層的なものに留まりがちなんですよね。ある程度、飛び込む気持ちを持ってもらえないと難しいのかもしれません。
丸澤:私自身、入ってみて質の高さをあらためて実感した1人です。シードベンチャーのすべてが成長確度が高いわけではありません。Tsuzucleで組織構築をやり切ることは、その人の自信や実績にもつながるでしょう。そこはTsuzucleを検討中の方にとって魅力に映るのではないでしょうか。
森:個人のアルファが大きいため、ここから2、3年ちゃんと取り組めば、どこに行くのも選べる人生になれると言っています。そうやってどこにでも行ける選択権を得た人が、それでも選び続けたいと思ってもらえる会社にするのが私の仕事です。3、4年もやっていれば、正直どこに行っても仕事に困ることがない人材になれると思っています。自分主語で実績を語れるようになるのは、Tsuzucleに入るメリットだと思います。
いざ、100人規模の組織へ。勝ち馬に乗りに飛び込んできてほしい
――今後の展望についてお聞かせください。
丸澤:100人規模まで増やすというところに目線を合わせているので、まずはそこまでがっつりやり切ること。具体的な数字は開示できませんが、売上目標も達成すること。これが今後の展望ですね。
森:上場して売上が開示された際、「すごい」と言われるくらいの数字が目標です。
丸澤:forest目線でいうと、マーケ領域でグロースを担う会社なので、グループ内でTsuzucleのポジションを確立させられるぐらい、全体の売上割合を拡大させたいです。
森:リテール領域のインフラになることがグループの野望であり目的です。その手足となるのがTsuzucleであり、質と量どちらも提供できる組織にしていかなければならないと思っています。
――最後に、メッセージをお願いします。
丸澤:事業領域や社名で調べてこのページにたどり着いてくださった方に、「もし少しでもおもしろいと思ってくれたなら1度お話しましょう」と伝えたいです。話すことで伝えられる魅力もありますから、ぜひご連絡をお待ちしています。あとは、「飛び込んでみませんか」ですね。変動の大きなマーケ小売業界でキャリアを作っていきたいなら、「あとは飛び込むだけ」と伝えたいです。これから社員インタビュー記事も増やしていきますので、ぜひそちらにも目を通して、Tsuzucleのカルチャーを感じてください。
森:丸澤さん自身が、戦略コンサルを3年で辞め、forestの1号社員になるというリスクある選択をした当事者です。創業期のスタートアップということで、金銭的にも決していい条件だったわけではないでしょう。短期的な金銭条件を見ると、Tsuzucleよりも好条件な会社はあります。そうしたなかで、今うちで活躍してくれている社員たちは、会社の成長性の高さ、自身の成長が会社の成長につながるという環境を買ってくれているのだと感じています。「自分の足でキャリアを作っていきたい」「チャレンジしたい」という方を、いくらでもお待ちしています。勝ち馬にするのが、我々の務め。そこに乗りにきてほしいです。
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