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初めて参加したハッカソンがとても楽しかった話

初めて参加してきたので、ハッカソンでの感想を残したいと思います。

ハッカソン概要

アイディアソン1日、ハッカソン2日の3日間のプログラムでした。
ハード・ソフトのエンジニア、非エンジニア、学生が参加していました。
テーマがBeauty×IoTということで、女性率が高かったです。

楽しかったところ

★交流

純粋に人との交流です。チームメンバーはもちろん、チーム以外の参加者との交流が楽しかったです。
普段、話さない職種の人と話せたこと、同業他社の人と話せたこと、大学生と話すと久しぶりに大学生の気分に戻れたことがあって、非常に楽しかったです。

★知らない技術を知ったこと

私は主に会社で開発作業をしています。
そのため業務の開発作業に関わっていること以外の技術に触れる機会が少ないです。(エンジニアとしてはまずいですが)
社外の開発作業に携わることで、普段の業務では学ばないことを学ぶことができました。
普段、社内の業務はBtoBの基幹業務システムの開発ばかり行っています。
IoTの開発やBtoCシステムの開発は専門外だったため、たくさんのことを学びました。その学んだことについては次項で。

学んだところ

★Swift、Python、IFTTT、APIのこと

普段はC♯で開発しているので、OSがWindowsになります。
今回はiOS向けアプリとラズパイを連携させる内容にしたので、SwiftとPythonで初めて開発しました。
とはいえ、初めてのことだらけでわからないことも多く、大半は他のメンバーに頼ってしまいました……。
さらにIFTTTというサービスを初めて知りました。
このサービス、調べてみるといろいろ組み合わせることができて、すごく楽しそうなので、今後のプライベートで何かするときに利用したいです。
APIはサービス自体を知ってはいましたが、GoogleのスプレッドシートをAPI化できるのは知りませんでした。
意外とできなさそうと思ってしまうことは、単に知らないだけだったりするんですね。

★企画を実現するのが難しいこと

せっかくいいアイディアがあっても、2日間で実現させることがすごく難しかったです。
とくにアプリの機能であれも実装したい!これも実装したい!とアイディアが浮かびすぎて、どれを実装するか、どの機能がメインのアプリにするのかを絞ることができずに、開発作業に着手してしまいました。
すると、あらゆる機能が着手した状態で放置され、どの機能も実装を完了することができませんでした。
完成させることが目標になっているハッカソンでは、どの機能を完成させるかに絞らないと、結局成果物ゼロになることがわかりました。

★意見を言う人と一緒に作業するのが楽しいこと

ハッカソンでチームになったメンバーとは、活発に意見交換が行えたのがよかったです。
意見を出し合うことで、よりアイディアの質が高めることもできるし、参加者の意識を擦り合わせることができます。
今後作業をするメンバーを選べるとすれば、意見を出し会えるメンバーでチームを構成したいと思いました。
意見交換が活発すぎてまとまらないという弊害もあるかもしれませんが……。

もっと○○したいところ

★ハードの知識をつけたい

今回のハッカソンがIoTのハッカソンだったため、非常にハードの知識が必要でした。
電気の回線なんてまったくわからなかったので、ハードウェアは触ることなく見ているだけでした。
仕事でハードを触ることは少ないとはいえ、IoTの分野が活発になっていくなかで、私はソフト担当だからという理由で知識がないままでいるのはもったいないと思ったので、勉強していきたいです。

★世の中のスタンダードを知りたい

ハッカソンに参加して初めて、自分の知識や技術がちっぽけなものなんだということを知りました。
いくら社内評価が高くても、世の中では遅れているという現実を知りショックを受けました。
最前線に触れることは難しいと思うので、せめてスタンダードの知識や技術を身に付けていきたいと思いました。
そのためには、業務だけの技術力を高めているだけではダメだと実感したので、プライベートの時間をいかに勉強するかが大事だと思いました。
SEは日々勉強が必要と言われているので、仕事ですぐに使わないであろう技術も幅広く学んでいきたいです。

★ユーザー目線に立ちたい

今回私が一番不足していたことは、ユーザー目線に立つということでした。
UXを考えるSEになることが目標ですが、実際にこのハッカソンで実践してみたところ非常に難しかったです。
美容においては自分もユーザーであるにも関わらず、開発側という立場を変えてしまうと一気にユーザーのことがわからなくなってしまいました。
よりユーザー目線に近づくためには、常に「もし自分が消費者・ユーザーだったらどう思うか?」と自問することを忘れないようにしたいです。
さらに、消費者・ユーザー側で感じた便利さや不便さをネタとしてストックすることもしていきたいです。
しかし、ユーザー目線を考える上で一番陥ってしまうのが、ユーザーとアピール相手が違う場合です。
今回のハッカソンでは、アピールする相手は企業で、ユーザーは消費者でした。
するとどうしても、アピール相手である企業のために、と考えてしまいがちになってしまいました。
よく言われる「お客様のお客様まで考える」ということがどういうことなのか身をもってわかりました。

★プレゼン上手になりたい

他のチームのプレゼンを見ていてすごく勉強になりました。
やはり優勝したチームのプレゼンはすごく上手でした。
プレゼンが上手というと、資料が見やすかったり、ジェスチャーがあってわかりやすい説明だったり、笑顔で親しみやすさがあったりすると上手に見えるような気がします。
しかし、優勝したチームから感じたプレゼンの上手さは違いました。
それは、「聞き手の欲しい情報を提供できるか」です。
このメリットを活用すると何ができるのか、今後のビジネスにいかに展開することができるのか、この部分を具体的に話せるかがポイントになると思いました。
メリットを説明するのはどのグループも説明していましたが、メリットの活用例、今後のビジネス展開の可能性を具体的に説明していたのは、優勝したチームだけでした。
聞き手は、何も考えずに聞いているわけではないと思います。プレゼンの内容から今後ビジネスに展開するとしたら、どうすればいいだろうか、と考えながら聞いているはずです。
それでも、ちゃんと話し手が思考の道筋を話すことで、聞き手もその道筋どおりに思考を進めることができます。
聞き手が欲しい情報をいかに提供するかがプレゼンにおいて重要なことだと学びました。

苦手なこと

★アイディアを出すこと

アイディアソンでのことですが、私はアイディアを出すのがとても苦手だと実感しました。
同時に、アイディアをブラッシュアップすることは好きだということに気がつきました。
いかにアイディアを磨いていくかが、ポイントですが、そこにはマーケティング知識が必要になっていきます。
アイディアの価値をより高めるためにも、マーケティング知識を身に付けて、アイディアを磨くことを自分の役割としていきたいです。
そのためには、アイディアを出す担当の人を探さないといけませんが。笑

会社で活用できるところ

★技術の提供

新しい技術に触れることができたので、今後の仕事に技術提供ができると思います。
とはいえ、提供できるほど技術力が高くないので、高めていきたいです。
サービスや機能があるとだけ知っている人よりは、触れたことがあるというだけで一歩進むことができたので、どんどん進んでいきたいです。

今後について

★もっとハッカソンに参加したい!

今回のハッカソンがすごく楽しかったので、もっとハッカソンに参加したいと思いました。
ただ、もっとハッカソンの内容を吟味する必要があるとも同時に思いました。

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