晩秋のなかを歩く
真っ赤。『真赤な秋』の曲が頭の中で再生した。
息子8才は、歩きつつ落ちている石を拾う。(石、枝、花びらなどを拾うのが好き)
吟味して何個かポケットへ。
デスティニ〜 と自作の歌をうたいながら、また歩き出す。
「デスティニーてなんなの?」と私が聞くと、「めちゃくちゃいいやつ、てイミ」と息子。運命的な出会い、といったところか。
「石、拾わなくていいよー。特別きれいってわけでもないしさ」と薄情なことをいう私に、「ゆいつのウニなんだからぁ!」と息子。唯一無二ね。確かに。
茶色、オレンジ、緑、色合いがすてき。
季節の移ろいを楽しんで歩いた。