作品の値段付け
ものつくりをしていて 一番悩むのが 値段付け。
もちろん原価+手間賃・・・エトセトラ。
たとえば クラフト展とかに 出展したら 旅費 出展料 滞在費、などなど加味して ちゃんと 続けて作っていけるように考えていかないとね。
安ければいいというものでもないし(安ければ売りやすいけどね)、高くつけすぎたら売れない。
写真のクラフターズっていう雑誌にはそこら辺の お値段のつけ方とか、販売方法 いろいろ書いてありますよ。
こちらは 昨日の夕方の 西の空。
帰宅途中の風景です。
道沿いには ひばりの姿が
かわいいよね。
値段付けについては 作家友達とも いろいろ情報交換したり、工夫したり、お店をやっている店主さんとも協議したり試行錯誤の連続です。
手間がかかっているから お値段高いんですよって言うのは どうかなと思う。工夫して 手間をかけないように考えることが大切だと思う。
師匠から プロは無駄なところに手間をかけすぎないことが必要だということを叩き込まれた。決して 「手を抜く」 というのとはちょっと意味が違うので誤解なきように。
ただ、好きで作ってると どうしても丁寧に仕上げたくなってしまい、出来上がりの良さを追求するあまり、手間と時間が たくさんかかってしまうこともしばしばある。 どこで折り合いをつけるか。 絶対手を抜いたらイケナイ工程はどの部分なのか・・・わかって仕事していかなきゃね。
そういう 大切なことを 一つ一つの仕事の工程に意味があるということを、後世の人に伝えていくのも 僕を含めものつくりをする人の大切なお仕事かなと思います。
梅田剛嗣