作ったものをどうやって売っていこうか。
モノがあふれている昨今、困っているを解決する(普通にする)じゃなく、
”ふつう” を ”よりよい” にすることが仕事。
何かの本で読んで気になった一文です。
大量生産大量消費の時代は終わり、商売をする人も、ものを作って売る人も どのように販売していくか、お金を回していくか、僕を含め知恵をひねってます。
モノガタリ が大事とかいうけど、ありきたりの 「こんな思いで作ってます」とか「環境にやさしい」などなどは 使い古されて、かえってえげつない感じさえ与えちゃう。一歩間違うと痛いよね(笑)
春に 渋谷のスクランブルスクエア5階のセレクトショップ パピヨネさんで一人展させていただいたとき、ショップの人が
「おしゃれな器 乗せるお料理 ワタシ頑張る!」
みたいな 若い子に向けた メッセージ(物語り)を発信してくれて 消費者を巻き込んだ物語を うまく作るなぁと感心しました。
作り手も セルフブランディングして ファンを増やし 人と人との交流の中で 経済を回していかなきゃいけない時代になったのかも。
それか 販売、接客が得意な人と チームを組んで うまく回っていけば
それぞれが潤っていいんだけどね。
理想だな。
いま 東京の西荻窪の 和茜(わせん)さんで お世話になってます。
チーム和茜 で 日本の伝統的なものを店主の女性が 若い人に広めていきたいと 頑張ってくれてます。
和茜 → http://wasen.tokyo/
モノを作る人は しっかりと丁寧に、心を込めてつくる。
それを気に入った人が 上手にお客さまに 伝えて広めていく。
手に取った人が 幸せな気分になり 少しだけ生活に潤いが生まれる。
そういう循環ができたらいいな。
ぽちっと ボタン一つで 買い物も便利なんだけどね。
作り手と売り手 そして 使う人。
それぞれの相性もあるし 時間をかけてじっくりと 信頼関係を作っていく・・・ そういうことが これからは必要かと思いました。
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梅田剛嗣