【「ない」からこそ出来ることが「ある」】
・自信がないと、早く自信を付けたくなる。
・知識が足りないと、早く知識を身に着けたくなる。
・経験が少ないと、早くたくさんの経験を積みたくなる。
何かが「ない」状態は、「焦り」や「早く変わりたい」気持ちを生み出しやすいように思います。
こんな時の私は、「ない」からこそできることを考えます。
たとえば、私は33年間友達がいませんでした。
周りの楽しそうにしてる人たちを見ては、「羨ましい」「早くたくさんの心が通う友達が欲しいな」と思い続けていました。
でも、ただただ憧れていても、最初から多くを求めていても、現実は何も変わりませんでした。
ある時、友達が多い人の気持ちを考えてみました。
たくさんの友達がいることは幸せかもしれないけど、もしかしたら、「一人ひとりに心を籠めて接すること」は難しくなるのかもしれない。
「人付き合いでのトラブル」が増えるかもしれない。
想像すると、いいことばかりと思っていたことが、プラスばかりでもないのかもしれないと思いました。
逆に、友達が「少ない」時は、目の前の人にゆっくり関わる時間がある。
「心を籠めて目の前の人と接する大チャンスかも」と思えてきました。
そう思うようになってから、ご縁をいただいた人との関わりを大切にする意識が芽生えました。
やがて心を籠めて接した人が、「私には、こんな素敵な友人がいるんだ!」と、周りの友人に私を紹介してくれるようになっていきました。
求めてもまったく広がらなかった人の輪が、魔法のようにあっという間に広がっていきました。
この時にようやく気付きました。
・「ない」中にもプラスの要素はあるし、「ある」中にもマイナスの要素はある
・目の前の今を大切にすることが理想の未来を創る
・1人でがんばりすぎなくてもいいんだ
「ない」からこそ出来ることに目を向けると、視界が明るくなることはたくさんあるのかもしれません。
今回の素敵な虹画像は、以前にも使わせてもらったSaeさんの作品を使わせてもらいました。Saeさん、ありがとうございます。