「経済のことよくわからいまま社会人になった人へ」恥ずかしがらずに向き合って読んでよかったです。
ハイ、ご無沙汰してます、オオハシです。相変わらず最近はほとんど読書も投稿もできていない状況で、なんとかようやく大型連休期間にやっていこうとしているところです。ここ数年とも大型連休はしっかり読書が進められてうれしいなと思っています。数年前には7日間ブックカバーチャレンジなどもあったなぁと思いつつ、雨の週末での投稿としています。それでは、いってみましょう。
経済のことよくわからないまま社会人になった人へ
池上 彰
2022年9月の本
どこかの記事で池上さんがNHKを卒業するときのトピックがあり、こちらのシリーズを紹介されていたことから、改めて読んでみることになった本。さすが池上さんという印象で非常にわかりやすくまとめてくださっている。なんとなく知っているというレベルで大人になってしまった自分だなと思っていたので、恥ずかしながらもこのシリーズを読み直すことは勇気が必要だったけれど、読んでよかったと思います。
「正解がないということは、たくさんの選択肢から自分で選べる」という表現、大好きです。自分で決めて自分で責任を負う。自主自律、ですよね。
さすがな池上さんの本で、さらっと一時間ぐらいで読めてしまう、ありがたい本でした。なんとなく知っていたことや、最近過ぎてあまり知らなかったことも非常にわかりやすく解説してくださっていて、ありがたかったです。あんまり実感はないけれど、やっぱり自分の資産も円だけではなくてドルやユーロと並行して分散投資していくべきなんだろうなぁとは思いました。(が、やれてないけど) 引き続き「会社」および「政治」のバージョンも読んでいきます。この本を読み終えて「変化の激しい今の経済について、それなりに知っている社会人」になれた気がします。
以下、抜粋とコメントです。
「経済における投票行動」
「経済における投票行動」これはなるほど!と思いましたね。随分と若い時に株をやり始めた時にも、売った買ったではなくて、この企業を応援したいから株を買うということを実施してきただけに、欲しいものを買うこともまた「経済における投票行動」という位置づけになるとはおっしゃる通りと思いました。僕がよくいくお店でも、そのお店が好きだから、応援したいから、いきますものね。
社会の一員として経済活動に参加
ここのフレーズもなかなか響きました。確かにそういう視点で経済活動と接してきてはいなかったな、と。 限りある自分のお金なのだから主体的に意思を持って「経済における投票行動」を進めていかねばな、と改めて考えさせられました。
ETF(上場投資信託)
なるほど。 僕は株は持っているけれどほとんど塩漬けにしているし、確定拠出年金は一応やっていて少しは運用できているけれど、ETFという商品は比較的始めやすそうだということがわかりました。 でもやっぱり自分のお金ではあれ、投資・運用で増やしていくというところはなんだか気乗りがしないんですよね。なんとなくお金は自分で汗水たらした対価としていただくという思い込みがどうしても強すぎて。
以上
非常に読みやすい本でして、おすすめの本でした。いつものブクログのリンクも入れておきますね。 ほかのひとのレビューをみるのも楽しいです。
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