2021 年に読んだ本
ユーフォリアの橋口さんが毎年やっておられる、1年間の読書の振り返り。自分の記録としてとても面白いことだなと。全力でパクってみました。
2年前には書評を書いたりしていましたが、今回は1冊1冊そこまで深堀りはせず、どんな本を読んできたかを振り返ってみました。
今年は47冊の本を読んだようです。
振り返ってみて感じたこといくつか。
一年を通して色んなジャンルの本を読んだなと。その時期によって、読書以外で刺激を受けたこともたくさんあったりして、その新しい世界をもっと知ってみたいっていう好奇心で読んだものが多かったです。「これ読んだの今年か〜」って思うのが多く、一年の長さを感じました。
そして、改めて読書の素晴らしさを感じました。色んな本を読んでいくと、その度に、自分の知らない世界がまだまだたくさんあるなと。自分がいかに無知であるかということを痛感します。自分の常識が幾度となく破壊されていって、その中で自分というものが何かを考えさせられる。全ての本の内容が100パーセント頭に入っているわけではないけど、きっと読み進めていく中で潜在意識の中に本の内容が染み込んでいって、時間が立った時に自然とその中の数パーセントが自分のモノになっていき、個性を形成していっている感覚。
今年は、妻が初めて本を執筆した年でもあったんですけど、執筆を初めて真横で見てきて、著者がどれほどの思いで、どれほどの時間と労力と時間をかけて本を書いているか、ということを目の当たりにしました。と同時に、世の中の本を執筆している著者の方々への感謝とリスペクトという感情が初めて芽生えました。これは新しい発見。きっとどの著者も大変な時間と労力をかけて作っている。だからこそ、その本を読むことで、その人の熱い思いを感じられる。国も時代も越えて、経験したことのない他人の人生を擬似体験できる。そのことで自分の世界が大きく広がっていくのかなと。
また、読書を進めていく中での自分のスピード感というのも今年面白いなと感じたことでした。同じ1ページでも、ワクワクしてテンポよく進んでいくときもあれば、途中で立ち止まって「自分だったらどうだろうか?」と考える時もある。難しい言葉が使われている時はじっくりゆっくり読むし、他のことで悩んでいる時なんか全然進まない時もある。その時その時の自分のコンディションや本の内容によって、思考を重ねながら自分のペースで自分の中に入っていく。これもまた読書のいいところだなと。
そんなこんなで、読んできた本の著者と制作に関わった人たちへの感謝とリスペクトの思いでいっぱいな2021年となりました。
2022年はどんな本と出会えるかな〜。
〈2021年、特に素晴らしかった本TOP5〉
・エディー・ジョーンズ わが人生とラグビー(エディー・ジョーンズ)
・プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える(アネット・シモンズ)
・プロデュースの基本(木崎 賢治)
・あなたはあなたが使っている言葉でできている(ゲイリー・ジョン・ビショップ)
・ダブル・ゴール・コーチ―勝利と豊かな人生を手に入れるための指導法―(ジム・トンプソン)
〈スポーツ関連〉
・「サッカー」とは何か 戦術的ピリオダイゼーションvsバルセロナ構造主義、欧州最先端をリードする二大トレーニング理論 (林舞輝)
・サッカー“ココロとカラダ"研究所 イタリア人コーチと解き明かす、メンタル&フィジカル「11の謎」(片野道郎、ロベルト・ロッシ)
・エディー・ジョーンズ わが人生とラグビー(エディー・ジョーンズ)
・ウィニング・アローン――自己理解のパフォーマンス論(為末大)
・コンテクスチュアルトレーニングー運動学習・運動制御理論に基づくトレーニングとリハビリテーション(フラン・ボッシュ)
・チャレンジの意味ってなんだろう? スポーツの世界に飛び込むため海外での学びを選んだ達人たち(ベースボール・マガジン社)
・BEAUDY ボーデン・バレット 世界王者の司令塔~頂への道のり~ (ボーデン・バレット)
・ダブル・ゴール・コーチ―勝利と豊かな人生を手に入れるための指導法―(ジム・トンプソン)
・心を強くする 「世界一のメンタル」50のルール(サーシャ・バイン, 高見浩)
・言葉一つで、人は変わる(野村克也)
〈デザイン・クリエイティブ関連〉
・システムデザイン・マネジメントとは何か (慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科)
・システム×デザイン思考で世界を変える 慶應SDM「イノベーションのつくり方」(前野隆司)
・ビジネスパーソンのためのクリエイティブ入門(原野守弘)
・佐藤可士和のクリエイティブシンキング(佐藤可士和)
・スウェーデン式 アイデア・ブック(フレドリック・ヘレーン)
・スウェーデン式 アイデア・ブック2(フレドリック・ヘレーン)
・世界のトップデザインスクールが教える デザイン思考の授業(佐宗 邦威)
・「売る」から、「売れる」へ。 水野学のブランディングデザイン講義(水野学)
・児童文学塾―作家になるための魔法はあるのか?(日本児童文芸家協会)
・ブランディングデザインの教科書(西澤 明洋)
・問いのデザイン: 創造的対話のファシリテーション(安斎 勇樹)
・デザインの本質(田中一雄)
・HELLO,DESIGN 日本人とデザイン(石川俊祐)
・もっと知りたいレオナルド・ダ・ヴィンチ 生涯と作品(裾分 一弘 )
・レオナルド・ダ・ヴィンチ 時代を超えた天才(ジョン・フィリップス)
・レオナルド・ダ・ヴィンチの童話(裾分 一弘)
・ちいさなことで調子にのろう!(野出正和)
〈その他全般〉
・プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる(尾原 和啓)
・「専業主夫」になりたい男たち(白河桃子)
・子育て主夫青春物語「東大卒」より家族が大事(堀込 泰三)
・あなたはあなたが使っている言葉でできている(ゲイリー・ジョン・ビショップ)
・鼻専門医が教える 「熟睡」を手にする最高の方法(黄川田 徹)
・具体と抽象(細谷功)
・百田尚樹の新・相対性理論: 人生を変える時間論(百田尚樹)
・野良犬の値段(百田尚樹)
・藁を手に旅に出よう “伝説の人事部長”による「働き方」の教室(荒木博行)
・会って、話すこと。――自分のことはしゃべらない。相手のことも聞き出さない。人生が変わるシンプルな会話術(田中 泰延)
・プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える(アネット・シモンズ)
・幸せのメカニズム 実践・幸福学入門(前野 隆司)
・おいしい地方議員 ローカルから日本を変える!(伊藤 大輔)
・カエルの楽園2020(百田 尚樹)
・カエルの楽園(百田 尚樹)
・プロデュースの基本(木崎 賢治)
・社員をサーフィンに行かせよう 新版 パタゴニア経営のすべて (イヴォン・シュイナード)
・「自分」の壁(養老孟司)
・医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?(加藤 容崇)
・GOOD HABIT (村田英理子)
以上47冊
みなさま、良いお年を(^^)