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ラグビーが教えてくれたこと3
【ハードワークは信頼を得る】
これは、単純にこれまでラグビーをしてきて、人間関係を構築していく中で感じてきたことです。
スポットライトの当たる選手・当たらない選手関わらず、ハードワークすることで仲間の信頼を得ている選手たちをたくさん見てきました。
ここでいう信頼というのは選手としての信頼(試合で起用してもらえるとか活躍するとか)、というより、人としてっていう意味です。
ハードワークの定義は色々あるかと思いますが、
僕の場合のそれは、
目標達成のため、その人なりに最適なやり方を模索しながら徹底して全力を尽くしている人
です。
その人なりに
と
最適なやり方を模索しながら
というところが、ハードワークすることが必ずしも結果に繋がるかどうかはわからない部分なのかなとも思いますが、
少なくとも、僕はそのようにハードワークできる人は、信頼できる人間だなと思っています。
その人なりのハードワークの基準がそれこそ人によって違いますが、
僕流のそういう人間を見極める方法は、
その人が没頭している時の姿にその瞬間(ハードワーカーかどうかわかる瞬間)が垣間見えたりします。
なんというか、人の視線を全く意識していない時、言い方を変えると、油断している時ともとれます。
ラグビーしている時とかだと、
誰も見ていないと思ってサボっている選手が目につくことがありますが、いつも気を抜かずに動き続けるという水準を全く下げない選手なんかは、その瞬間そのプレーの判断が最適であるかどうかはさておき、僕はハードワーカーだなって思います。
あとは、目標のために自分にあったやり方を模索しながら時間や金を投資している人をばったり見つけてしまった時とかも、ハードワーカーだなって思いますし、
いつも変わらず黙々と自分にできる準備をやり続けられる人も、そう感じます。
人の目も気にならないくらいに没頭して取り組んでいる人は、シンプルにカッコいいです。
その一方で、先ほども話したように、そのハードワークが報われないこともあります。
やり方が間違っていたり、その人に最適なアプローチでないことなど、結果を出せない時にはさまざまな原因がありますけど、そこでも柔軟に他の意見を受け入れたり、最適なアプローチを模索しながらやっていればいつかは報われると思います。
ただ、それでも頑張っているけど結果が出ない人、スポーツは残酷で、勝つ人もいれば負ける人も必ずいて、試合に選ばれる人もいれば選ばれない人も必ずいます。僕もそういう世界の中でもがき苦しんだりしますが、
たとえ結果が出なくても、どんな状況でもハードワークし続けられる人間は、
プレーヤーとしての信頼とは別で、
それだけで人として信頼できるなっていうのが、僕の個人的な見解です。
そしてそういう人間がいて、そういう人間を大切にするチーム(組織)は強いと思います。
なんというか、その取り組む姿勢っていうのはどんなフィールドに行ったとしても大きな武器になると思いますし、
何よりも、そうやってスポットライトの当たる選手当たらない選手関わらず、仲間の信頼を得ている選手たちをたくさん見てきました。
自分の中でも、人と信頼関係を築いていくためにとても大切にしている部分でもあります。
そんな話です。