書籍紹介を書きました。「明日の一冊」より
『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ 』
森達也
目まぐるしく世の中の価値が入れ替わり、白か黒か、右か左か、正義か悪か、その思想の選別やそれぞれのギャップに心のスタミナを奪われる日々が続きます。
自転車店の店頭で接客をしているとインターネットなどに書かれているレビューを信じてやまない方が一定の割合で来店されます。それ自体は個人としても、まあしょうがないかと割り切れるのだけれども、ただ、あなたの目の前にあるリアルを信じられないような世の中になりつつあって、そしてそれが不確かなものがベースになっているのであれば、それは 私たちは 目線を改める術を身につけないといけない。
これはそんな未来をきちんと選択して生きていく為の技術書です。
一見、若者向けに書かれているようですが、本当に必要なのはデジタルネイティブではない中高年だと個人的に感じます。
『逆行 』
尾原史和
表現をしたい、デザインをしたい、思うもままに生きたい欲求とそれらを実現していく為に歩んだ尾原史和さんの仕事の履歴書です。
私も業種や規模は違えど、やりたい欲求に沿ってもがいて生きてきたので、内容に非常に共感します。この「逆行」はリアルという迫力を持ってあなたの欲求に迫ります。
そしてそれは何かを起こしたい人を確実に動かすと感じます。
今、進む道を迷い一歩を踏み出したい方には力になる。そんな一冊です。
最近は色々なチャンスをもらえて嬉しいよ