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人柄とは、本人ではなく他人の心に宿り続けるもの

何十年も前に数回会った人でも
仲良かった友達でも
お付き合いしていた人でも

いつも私の記憶に残るのはその人の本当の姿ではなく、私から見たその人。
その人の『人柄』。

いつ思い出しても、その人の本当のことはわからないけど、私から見たその人の様々な印象が『人柄』となって、私の中で生き続けます。

だから、ずっとその人をその記憶でしか思い出せないし、その記憶でしか知らない。

人柄は自分の中にあるんじゃなくて、
自分を見てくれてる、周りの人の心に生き続ける。

誰かの心を大切にしたいなら、
その人の中に残る自分を大切にしてあげよう。

自分は他人にどう思われようと構わない、
と思うことがあっても、
もしそこに一緒にいる人のことも大切に思うなら、
自分の行いもしっかり考えよう。

この体は単に固有の識別をするためだけじゃなくて、誰かに見られてその人の中に残る思い出になるためにある。

だから、私は私だけの物ではなくて、皆の思い出になる存在。私だけじゃなく、皆んなも。

人柄は誰かの思い出を作る要素。
思い出はその人の人生を作る。
だから、自分だけの自分よりも何百万倍も大切なものなんだ。

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