片付ける前に知っておこう「物と心は連動しています」
物と心は連動しています。
部屋が散らかっていると、頭の中も散らかる
部屋が散らかっていると、頭の中も散らかる。
頭の中が散らかって入れば、部屋も散らかる。
実際に、この両方からの負の連鎖が起きるのです。
人は毎日沢山のことを考え、経験し、記憶します。
それは自分でも気が付かない無意識の状態で行われています。
楽しいこと、不安なこと、何でも全て記憶するのが人間の高性能な脳です。
ただ、高性能なばかり不必要なことも覚えています。
これを読んでる人は記憶力が良いことにデメリットを感じていないかも知れません。
しかし、目に見えるものを人間は自動的に覚える性質があるので、もしもゴミの山を見ても覚えてしまいます。
これって、無駄な記憶ですよね。
自分の家の中がゴミだらけじゃなくても、部屋にある物の数を全て覚えようと脳は働きます。
新しいことを考えるには、頭の中のメモリを空ける必要がある
当たり前ですが、人は毎日同じ情報だけを見てるわけではありません。
人の脳はどれだけ賢いと言っても、無駄なものを記憶しておくことがその人にとって良いかと言うと、そうでは無いとでしょう。
学生がテスト勉強の前に部屋の掃除や模様替えをしてしまうのは、無駄に記憶スペースを使わないように本能的にそうしているのです。
部屋は自分を表わしている
自分でなければ、その部屋にその家具や道具を置かないし、そういう配置やデザインにしません。
他の人が住むと全然違う部屋になっています。
ということは、その部屋は自分を表していることになります。
部屋の状態を見れば自分の状態がわかるのです。
「部屋は鏡」なんですね。
だから、こう考えます。
『住みたい部屋 = なりたい自分』
なりたい自分をまず考えてみましょう。
・どんな生活をしている自分か
・何をしてる時が一番幸せな自分か
・1日のうちにどんな時間を過ごす自分が良いか
など、理想の暮らしをしている自分を想像して見ると良いです。
そうすれば、本当に住みたい部屋が見えてきます。
住みたい部屋がわかったら、今の部屋と理想の部屋のギャップが見えてくると思います。
すぐに理想通りの部屋が目の前に現われることはありませんが、
今何をすべきかが少し見えてくるはずです。
「このテーブルは理想の部屋には必要ないな」とか
「毎朝ヨガをしたいからこのスペースを広くしよう」とか
「窓際に観葉植物を並べたいから、ここを片付けよう」とかです。
いろいろ妄想しているとニヤけてくるかもしません。
そのニヤけたままの勢いで片付けプランを計画すると、ぐっと理想に近づいていくでしょう。
未来の理想の自分と現在の自分が繋がっている感覚にもなります。
理想に近づく自分と部屋、楽しみですね。
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