教える先生は、ときたま教わる生徒になった方がいい。
物事は自分の立場からでしか学べない。
先生はもちろんのこと、
指導する立場にある人は、
教えられることによって教わる側の気持ちが分かるようになる。
一方的に教えてばかりいると、
自分よがりになってしまいかねない。
相手の気持ちを考えても、
やはり深く理解することは難しい。
なので、
敢えて教えられる機会をつくった方が良いと思う。
趣味でも、何でも、
苦手なことでも、
知らないことでも自分が素人の立場になれること。
その立場で、
人に教えを乞うことが、
教わる側の気持ちを理解する。
そこで、
もっとこうすれば、
ああした方がいいとか、
深く考えるようになり、
自分の指導方法に何か気づくことがあると思う。
それを自分の教え方や指導方法に、
取り入れればより良い指導方法を見つけることにつながると強く思う。