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優れた知識や技術のあるトレーナーより、人に好かれやすい知識や技術のないトレーナーの方が信頼される。

人は結局、
自分が好きか嫌いかで判断するって思う話。

とある大学で、
私より年上の方で、
教員生活が長い方がいる。

大学を卒業してから、
教員の仕事しかしていない。

僕から見て凄腕である。

知識や技術だけでなく、
人を惹きつける魅力もある。

けど、
自分が常に上でいたい。
いなければならない性格なのか。。

教育論については、
何かにつけて論破してくる。

もちろん僕もされる。

ややイラッと来るのであるが、
確かに間違っていないどころか正論である。

それもハイレベルで。

僕からすれば、
年上だから素直にハイって聞けるけど。

その方より年上や同じ年の方々には、
あまり気に入られていない様子が見られる。

年上からすると、
生意気と思われているのでしょう。

同い年からすると、
偉そうにと思われているのでしょう。

教員としての実力は認めつつも、
人としては認めていない感じが否めない。

いつか失敗した時、
足を引っ張りそうな感じがしてしまう。

いつも論破してしまうのが、
仇になってしまっているのだろう。

と、
個人的な分析ですが。

要は人として認められる。

好きか嫌いかで、
好かれていれば何も問題ないけど。

好かれていないから、
どんなに立派なことを言っても、
その意見は聞き入られないのでしょう。

それと同じで、
パーソナルトレーナーも。

こんなに俺は知識もある。

こんなにも優れた技術がある。

と思っているパーソナルトレーナーほど。

なんかそれが変に仇と言うのか、
客にアピールしてしまっている感があり。

客が離れていっているような気がする。

実際に顧客に聞いたのではないから、
私の主観でしかないけど。

話を聞く限り、
そうとしか思えない。

実際に教えていても、
相性というのはありますが。

サービス提供する側からすれば。

好かれた方が、
より教えやすいのはあります。

好かれる。
それは信頼されていること。

好かれていれば、
お客さんはウンウンと、
目を輝かせて聞いてくれます。

多少間違っても許してくれます。

でも嫌われていると、
目を合わさず聞いてくれません。

正しい知識や技術であったとしても、
何故か偉そうにとか知識をひけらかしている。

ちょっと間違っただけでクレームです。

と全てがネガティブに捉われたりします。

おいマジか。

と思う時もありますが、
人ってそういうもんだと思います。

僕もできるだけ人として、
好きな人から教えてもらいたいですから。

はっきり言ってね。

お客さんに提供する知識や技術って、
自分が学んだ中の1割も利用しません。

パーソナルトレーナーとしてのポリシーは、
知識や技術は1割、残りは人柄だと思います。

多くの顧客に高度な知識や、
テクニックって必要ないんですね。

それよりも信頼です。
先ずは好きになってもらう。

その方が大切かと思います。

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