顧客のニーズにあわせて運動指導することとは、顧客の考えを変えようとしないようにすることだと思う。
お客さんは、
できるだけ自分が思うようにやりたいと思います。
トレーナーが言っていることが、
正しいかどうかではなく、
自分がやってみたいと思うことが、
どこまで効果があるか?
と。。。
確かめたいことが多いにあると。
私はそう思って、
あんまりおすすめを強要しません。
顧客に寄り添うということは、
顧客が少々間違っていたとしても。
実際、
その間違い自体が余程のことでもない限り。
やらせてあげるように、
した方が良いと思います。
ダイエットでは、
最初に筋トレしてから、
次にジョギングした方が効果があっても。
顧客が先にジョギングがした場合は、
無理に止める必要はないと思います。
ダイエットの場合は、
続けやすいことが最も重要と思いますので。
やりやすいように、
教えてあげれば良いと思います。
運動の種類に関しては、
目的に応じて効果を重視するか、
それとも好みに合わせるか色々です。
なので、
運動やトレーニングのウンチク語って、
教え込まない方が良いと思います。
顧客は勉強しに来たわけではない。
と思うからです。
教えないのではなく、
質問をしてれればいくらでも教えられる。
ただ知識を望むか、
望まないかは顧客が決めること。
適度に励ましとかは必要だと思いますが、
指導を始める初期の頃はちょっと答え出すだけでOK
だと思いますよ。
客から何をすれば良いのか?
何から始めれば良いのか?
その疑問や悩みから来る質問に答えればいいと思います。
もちろんどう考えても効果がないから、
どないかして正しいというか効果のある方をやって欲しい。
と思う気持ちは十分にあります。
でも、やり方の正解か不正解かは客自身が決めるんですよ。
結果的にはどうなるか別。
正しい方法が効果的かもしれないけど、
経験の少ない人にはピンとこないのです。
とりあえずやりたいようにやらせてみたら?
と思います。
客は、やりたいのにできないストレス。
トレーナーは、分かってもらえないストレス。
それはアホらしいので、
顧客がやりたいようにやらせるのは、
決して放任ではなくて顧客に合わせて指導するということ。
だと思います。