試合は「競う」とこであって、お互いの要素を「比べる」ところではない。
試合は、
2つ以上の異なるプレーヤーが負けまいと争い。
勝っただ負けただのと結果を出すこと。
お互いが持つ要素を比べることはあっても、その良し悪しを比べるところではない。
身長が高いから勝った。
運動神経が鈍いから負けてしまった。
指導者が優れているから常勝している。
練習施設設備が古いから勝てない。
いやちゃうやろ!
それぞれの持つ能力要素の優劣は、
試合において時と場合によって、有利か不利に働くだけであり。
勝つか負けるかを決定づける要因にはならないと思います。
一方が有利な条件を持っていても、
下手なことをすれば負ける可能性は十分にあります。
よって試合は違いを比べるところではないと思います。
スポーツの試合と言っても色んな種目がありますから、とくにボールを扱うのと接触を介して争う格技系は複雑な要因が絡むので、特にそうなるはずだと思います。
対して、陸上競技や水泳だとほぼ単純に能力の高い人(試合当日に十分発揮できた)が勝つのはずだと思います。
人と接触する格技系や、ボールを扱うスポーツにおいては勝因は複雑なので能力が高いから勝つほど単純ではありません。
なので、大きな差ならともかく、小さな差は比べてもあまり意味はないと思います。
いつも自分と他人を比べて、
不幸せに思っている人を割と見かけます。
自分と他人を比べる。
収入、住むところ、賃貸か持ち家とか。
家柄、環境、人間関係、祝業などと、
身長が高い、体重が少ない、運動能力が優れている。
たくさんありますが、比べて高い低いとか優劣がわかったところで。
で?だから?どうする?どうしたい?
変えられないことに不満を抱くより、変えられることを進化させた方が利口だと思います。
どうしても自分の持つ要素で変えられないものありますが、それをどう生かすかと工夫することでプレースタイルも変わります。
身長の高い人がいつも有利ではなく、低いことで得られるメリットもあるはずなので、それを生かすプレーをすることがスポーツの面白さだと思います。
自分と同じ人はいないし、他人も同じ人はいないので。違いがある中で、
いかに高いパフォーマンスを発揮するかが、勝負の分かれ目となると思います。
他人とは自分は違うのだから他人と同じことをしても、良い結果になるとは限らない。また違いにばかりに注目がいって、自分の能力要素を磨かないのは良い結果が得られるはずはないと思います。
勝った人の真似をしたい気持ちとか、自分より優れていることを色々と考えてしまうかもしれませんが、変えようがないことを考えてもしょうがないので、自分の持ち味になる得意なことをもっと磨いた方がいいと思います。
勝負の世界というのは、やってみないとわかりません。
やる前から、
相手の能力要素をあーだこーだ。
終わっても、
相手の能力要素をあーだこーだ。
言うのは、あまり得にならないと思います。