見出し画像

完了を目標にしてませんか?「完了より成功」を目指そう

多くの人が「終わらせる」ことに追われている

これまで多くの方の目標設定をサポートさせていただいたり、いつまでにどうしたいんだっけ?みたいなゆるい話をしているときでもありがちなのは、何かを「終わらせる」という話になりがちなことです。

とにかく「終わらせたい」ので、不確実性が高いほど、とりあえずタスクを作って終わらせようとしたくなります。「本当にやるべきなのか」という問いを忘れて。タスクが終わると、やった感やチームや上司に説明するテーマにはなるけど、特に前に進んでいなかったりします。

そうなる理由はいくつもありますが、大まかに「環境的要因」と「自分の感情的要因」に分けられると考えています。本当はやるべきでなくても、周りから促されれば終わらせようとしますし、「終わらせたい」という個人的な感情を優先すれば、やってしまします。

本来目指すべきは「完了」ではなく「成功」

つまり、完了する目的は何なの?ということなんですが、意外に目を向けられないのが成功です。慣れ不慣れはあるにしろ、難易度はそこまで違わないと私は思っているのですが、完了目標の設定と成功目標の設定は考える方向性が違うので行ったり来たりするコストがかかります。

常に成功の定義を明確にすることで、本当にその「完了」を行う必要があるのか、ということを確認することができます。確認するとよく「完了」をしなくてもよいことに気づくことがあります。そうなると、完了と成功の目標を行ったり来たりするコストを上回る利点を得ることができます。

「成功」を目標設定する習慣を作ることが大切

目標管理制度での個人目標やマネージャーなら組織やチームの目標(OKR等)を立てる際に、完了より成功目標をまず立てる習慣を作ることが重要になります。

そして、完了目標立てた後、成功目標に戻り、完了目標を達成することが成功目標を達成できるのかを確認し、必要があれば修正する。その繰り返しが完了目標をブラッシュアップするポイントになってきます。

成功目標の習慣化のための型をつくる

ただ成功目標を立てよう!というのは精神論なので、型を作って運用すると習慣化に近づきます。そんなサービスもやってますので、ご興味があればお問い合わせくださいませ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?