転職した話 (成人男性の場合)
挨拶
こんにちは。社会人数年目、成人男性、音宮 二郎です。この前、初めて転職しました。普段はあまり自分メインで書かないのですが、折角ですので、その話を書きます。
約1万と400字もあるので、時間のあるときに読んでいただくか、見出しと太字を読めばザックリ分かるように書きましたので、それだけ読んでいただければ幸いです。
転職の理由
理由
理由は単純です。入社当初のイメージよりもお給金が上がらなかったからです。まぁ、そもそも賃金が低く、どれくらい昇給するのか根掘り葉掘り聞かずに入社した私に非があります。学生の私が「どれくらいの給料があれば、仮に家庭を持つ際に困らないのか」ということをあまり考えていなかったのは、本当に良くなかったと思います。端的に言えば「生活費を考慮せずに会社選びをするべきではなかった」です。
やはり、当然ですが、大卒チケットは大切に扱い、自分がずっと働いていける会社を探せば良かったと思います。
良い会社とは、例えば、
・ハラスメントがない。
・文化的に生きていくために困らないほどのお給金がもらえる。
・自分がやりたいことを仕事にできる。
・やっていても苦ではないことを仕事にできる。
・過度なストレスがない。
といった会社です。
もっと掘り返せば、学生時代、サークル活動にかまけず、適度にアルバイトして、もしくはアルバイトすらせずに、もっと勉強に勤しめば良かったと思うのですが。「1社目で転職を考えずに済むような会社を本気で探すべき」というのは当たり前ですからね。さらに言えば「もっと昔から勉強しておけば良かった!」のですが、後の祭りなので、この辺りで。今回は、転職の話です。
動き始めたキッカケ
また、これは転職理由では ありませんが「異動があった」のは、転職するタイミングのキッカケになったのは事実です。異動先の業務は、仮に今後転職するに当たって、ほぼ1つも役に立つスキルを得られそうにありませんでした。このまま唯一の取り柄である「若さ」を失っていきながら、この給料形態で生きていけないと思いました。
あと、「異動先で戦力に数えられてから転職しては会社に申し訳ない」というのもあります。
手取りのイメージ説明
これを読まれている方には「じゃあ、実際にもらってた給料いくらなの?」と疑問に思われそうですが、具体的な金額は伏せさせていただきます。ただ、「4人家族の我が家の維持費に ギリギリ満たないの手取り」でした。
転職活動
転職サイトに登録する
私の異動が決まる数ヶ月前に、私より世の中を知っているであろう人生の先輩方にDiscordで話す機会があり、世間話の中で転職について相談したところ「とりあえず、登録も利用も無料だから登録してみたら?登録しないと求人内容も見れないし」と言われました。そもそも無料で登録できることは知らなかったので、更に求人内容を見るため、世間を知るためにも、思いたったら吉日!パパッと長い登録をしていたら……ピピピピピっと知らない番号から着信が鳴りました。おそるおそる出てみると、dodaのキャリアアドバイザー(私の担当者さん)からの電話でした。用件は「今度、ウェブで面談をしたいので日程を決めてほしい」とのことでした。ちなみに私が利用したサイトはdodaです。(ステルスマーケティングではないので、普通に不満に思ったことも書いていきます。)
ウェブ面談を受ける
数日後のウェブ面談では、私の担当者になってくれる方と自己紹介をしあって、「今の給料はどれくらいか」を訊かれ、「私のスキルだとどれくらいの給料アップが見込めるか」と「転職活動の流れ」をお話いただきました。
面談の内容をこれから記載しますが、この後の文章を読む上で必要なので書いています。正確な情報はdodaのサイトをご参照ください。
●転職希望者に関わるdodaの人の種類
・キャリアアドバイザー
転職希望者に付く担当者。転職におけるほぼ全ての相談・サポートをしてくれる。面談をした上で、転職希望者に向いていると思った求人を紹介してくれる。(体感として、この人が持っていた求人は、比較的落ちやすい。なぜなら私の希望の元に探してくるから。)
・採用プロジェクト担当
求人している企業の担当者。転職希望者の情報を調べて、担当している企業が採用したそうな転職希望者に求人を出す。(一次の書類選考は、採用プロジェクト担当も加わるらしいので、紹介された求人に書類選考が落ちることは、体感として ほぼなかった。ただ、その先の面接がどうなるかは、企業次第。)
●求人応募のやり方
①キャリアアドバイザー紹介の求人に応募
②採用プロジェクト担当者紹介の求人に応募
③企業からのオファーに直接応募
●言われたこと
・ウェブ履歴書と職務経歴書(今まで何の仕事をして、何のスキルを持ってるかを書く書類)を書いてほしい。
・今の状況からして大体100万円は、年収が上がる。
・転職活動は、合格(採用条件通知書)を貰ってから平均1週間以内に返答をしなくてはならない。そのため、後悔しないために、同時に多くの応募をする必要がある。書類選考の合格率が10%なので、約30社応募して、通った3社の面接を受け、面接の合格率は50%なので、合格した1〜2社を比較した方が後悔が少ないし、お勧め。
※「30社応募してほしい」というのは、私の業種やスキルによるところもあるかもしれないですが、dodaサイトにも「転職成功者は22社以上の同時応募」と書いてあるので転職にはそれくらい必要なのだなと思います。
・メールをたくさん送るので、重要なやり取りなどはLINEで連絡することもある。なのでdodaの企業アカウントと友だち登録してほしい。
→ずっと転職のことで頭いっぱいになるので一旦断った。
●「すぐ転職するつもりはない。求人を見たい」と言ったことを受けて、担当者さんに言われたこと
・すぐに転職活動をするつもりがなくても大丈夫です。でも良い求人はすぐになくなってしまうので、その点はご注意ください。
また「なぜ転職したいと思ったのか」という点については、かなり深く色々と訊かれました。この面談の目的の1つには「いたずらで登録ではないか確認するため」なんだと思います。さらに言えば、この担当者さんの聞き方・言わせ方が非常に上手いと思いました。個人の感想ですが、アドバイザーさんは「転職希望者が普段は言語化していない会社への不満や給料の少なさを言語化させることで、転職の方向へ意識を向けさせる」ような聞き方をしていました。ですから、流されやすい人は、まだ登録しない方が良いと思います。
ちなみにウェブ面談は、スマートフォンと面談用の一般的なアプリを使って行いました。なので、その辺りの基礎知識がない方は、ウェブ面談をするのは非常に困難なのではないかと思いました。例え、このウェブ面談を電話だけの面談に変えてもらったとしても、その後の転職活動ではウェブ面接があるので、その辺りの知識が無くともきっと何かしらはサポートしてくれるのでしょうが、大変そうだと感じました。
あと、私はこのウェブ面談をスーツを着て臨んだのですが、初回のウェブ面談はラフな格好、私服とかでも良かったみたいです。自分の本来の真面目さが担当者さんに伝わったので、私の場合は結果オーライでした。
登録のメールアドレスを就職用メールアドレスに変更する
転職サイトに登録すると、多分、どこでもそうですが、めちゃくちゃ多くの求人メールが届きます。もし全部読んでいたら気が狂うくらいに。なので、普段使いのメールアドレスで登録していましたが、新卒採用時に使っていた就活用Gmailに登録を変更して普段は、ほぼ見ないようにしました。
実際、転職先を決めるに当たっては届いたメールよりも転職サイトで見た方が見やすかったです。多分、企業からお金を貰うに当たって、必要なことなんだなと納得するしかないです。無料で利用させてもらっているわけですし。
ウェブ履歴書・職務経歴書を作る
初期の登録だけでも十分な気がしていたのですが、まだ足りないらしく担当者さんが「ウェブ履歴書を作成してほしい」とのことで、作成しました。また「職務経歴書も作ってほしい」とのことでしたが、これは「今まで自分がどんな仕事をして、どんなスキルがあるのかを書く書類」のことです。しかし作成するのにパワーがかかりそうだったので、即席のもので済ませました。(そのため転職活動を本格的に始めるときに再度、手直ししています。本当なら始めからちゃんと書いた方が、それを読まれてから求人が届くので良いです。)職務経歴書は途中まで、私の担当者さんが書いてくれていたのですが、こちらはパソコンを使ってWordで書く形式でした。
ですので、スマートフォンだけ持っている人が作成するのは、方法はあるのでしょうが大変そうだと感じました。まぁ無料で利用させていただいている訳ですから文句は言えません。
ここで書類を書く上で注意点です。職務経歴書や履歴書は完成したら担当者さんに確認していただくことができます。しかし担当者さんは、職務経歴書などの書類に誤字脱字があっても気付いてくれません。(※私の場合に限りると思いますが)一応、読んでいると思うのですが、一人で複数人を、無料で対応しているのですから仕方ないのでしょう。実際、本格的に転職活動をするに当たって、職務経歴書を書き直してチェックして貰いました。その際、改めて自分で確認すると誤字脱字があったので、添削には期待しない方が良いです。
あと、とにかく職務経歴書は誰が読んでも分かるように詳細に記載することが非常に重要です。例えば、スナック菓子を作っている仕事をしているなら「どれくらいの大きさのスナック菓子なのか」「1日にどれくらいの量を作っているのか」「どんな手段で作っているのか」「(機械で作っているのであれば)自分はそれの機械に対して、どのような仕事をしているか」などです。5W 4H以上に事細かに書いた方が良いです。なぜなら、それを元に書類選考が通るか、通ってしまわないかが決まる訳です。もし違う解釈をされて、面接に行って「聞いていた話と違いますね」となったら、お互いに損です。実際に2社ほど、書類の解釈にズレがあったため、書類は通ったけど縁がありませんでした。要因はこのミスが1つにあると思います。キャリアアドバイザーさんも担当する業界で働いたことがある訳ではないので、書類を読んで特に疑問を持つことがないのでしょうから、ここも自己責任で頑張るしかないです。
おそらくキャリアアドバイザーさんの主たる仕事は、「求人を持ってくること」「合格(採用条件通知書)が出た企業に対して、回答期限の延期を申し出たりすること」だと思うので仕方ないです。無料で利用させてもらってますし。
本格始動前
その後、予定通りですが、まだ本格的に転職活動は進めませんでした。2週間に1回、ご担当者さんから電話をいただき、近況などを話したりしました。(蛇足ですが「電話料金がかかるから」と言って、こちらから電話した際にも必ず切ってすぐ折り返してくれるのは、有り難かったです。この頃はまだですが、転職先を考える話ゆえに長電話になることもあり、非常に助かりました。)
この電話は、転職を意識し続けるには良い効果を発揮していたなと思います。なので、先述しましたが、流されやすくて、転職する気がない人なら登録すらしない方が良いでしょう。転職する気持ちになっちゃうので。
本格始動。職務経歴書を書き直す
先述の通り、異動があったため、早急に転職活動を本格始動しました。異動の話が突然すぎたので、引き継ぎ等々しながら仕事はてんやわんやでしたが、それはそれとして、せっせと職務経歴書を作り直しました。
先述の通り「誤字脱字をしないこと」「誰が読んでも同じ内容と分かるように記載をすること」が大事です。無理に脚色を書いて面接時も嘘を付いてしまうと、たぶん試用期間中にクビになります。
応募先を探して応募する
始めはdodaのアプリを使ってましたが不便なのでサイトから探すようになりました。アプリをダウンロードする利点はほぼありませんでした。もし職場で人にホーム画面の転職アプリを見られたら面倒くさいですし。
私の場合は「年収」「勤務地(家から近いこと)」「転勤がないこと」を重視して仕事を探しました。もはや今までと同じ業種でなくても良かったのですが、担当者さんに「今までより良い給料で探す場合は、同じ業種の方が良い」と言われたので素直に従いました。実際、今の業種は得意な方だと思うので、苦ではないです。
私の場合、キャリアアドバイザー(担当者)さんに「近くの勤務地で、転勤がないところを探してほしい」と頼んでいたので、キャリアアドバイザーさん紹介の求人から探しました。どうにか30社も選びました。
しかし結果論として書類選考の結果は良くなかったです。なので、時間があれば「採用プロジェクト担当さんからの求人」または「企業からのオファー」から探した方が書類選考で落とされることはほぼないと思うので、合格率は高かったかなと思います。「合格率は高くなるだろう」と見越しておけば、無理に30社も応募しなくて良かったかなと思います。
(これはシステム的に無理なのでしょうが、1週間前の同じ求人が表示されていることが多々あり、探すのが余計に大変でした。)
通ると思っていた書類選考に落ちる。
書類選考の通過率が約10%とは聞いていました。でも「求人内容と応募条件が完全に自分向きで、ほぼ確実に書類選考は通過するだろ!」と思っていた複数の企業から「お見送り(つまり落選)」の連絡が続き、かなりショックでした。でも元から10%と聞いていたので、ダメージは少なかったです。
担当者さんからは「応募してから大体1週間以内に回答が出る」と言われていました。しかし企業によっては2〜3日で回答が来るところもありました。また逆に有名企業などは3週間以上経ってもまだ回答が来ず、他の企業面接と足並みが揃わなくなり、こちらからお断りしてしまうことになることもありました。かなり良さそうな条件だっただけに少し心残りがあります。なので急いで転職する必要がないなら好条件の転職先を1件ずつ応募するというのもアリな転職手段なのかなと思いました。キャリアアドバイザー(担当者)さんには煙たがれるかもですが。
数として、思ったよりも書類選考が通る
さっきと真逆の話を書きますが「ここは通らないんじゃないか?」という企業様から書類選考通過の連絡を多く受けました。10社くらい通ってしまいました。予想が外れて予定が破茶滅茶です。書類選考の通過率が約33%でした。10%と聞いてたのに。何が起きたんだと思いました。しかし、先述の通り、職務経歴書が若干ふんわりとした明確に物事を記載していないために通過してしまった企業様もいるので、ちゃんと書けば通過したのは7〜8社ほどだったと思います。日程調整が非常に大変でした。そのときの勤め先から「転職活動してるんじゃないか」と疑われるほどに有給休暇を取らざるを得なくなり、大変でした。
応募時のミス(?)に気付く
キャリアアドバイザーさんから連絡があり、面接が1回の企業様と、面接が2回の企業様があり、どう考えても足並みが揃わないことが分かりました。面接が1回限りの企業様はどちらも採用条件通知書(つまり合格。いくらで雇ってもらえるか記載されてる書類)をいただきました。ただし、採用条件通知書をいただいたからの回答期限は、どちらも1週間。片方は融通を効かせてくれましたが、もう片方は融通が効きませんでしたが、どうにか他の選考中企業様にご協力を賜って、(これはキャリアアドバイザーさんがやってくれたことですが)その融通を効いてくれなかった企業様の回答期限までに、面接を終わらせて、採用条件通知書を並べて考えられる時間を得られました。
ただ、結果的に良かった面もあり、早めに採用条件通知書を頂くことで想定年収が分かったので、他の企業様から希望年収を聞かれた際に、基準として話しやすかったです。例えば「現在、他の企業様から採用条件通知書をいただいておりまして、年収として○○万円とご提示いただいております。しかし、この企業様よりも御社の方が○○な点が優れており将来性を感じておりますので、ぜひ御社に(以下略)」と言えます。これは、dodaさんから聞いた話ではないですが、企業が採用とする場合は大抵希望よりも上乗せして採用条件通知書を書くので、数字だけ言った場合は、暗に「この額より欲しいです」と言っていることになると思います。
なので、一社、1回の面接のところに受かれば基準になりますし、気持ち的に楽になるので、良いこともある……程度に思っていただければと思います。この件は、応募の際、そこまで気にすることではないかもしれませんが、あった事として記載しました。
面接に行く
面接に行きますが、同時に企業説明も行われます。きっぱり「それでは、今から企業説明を始めさせていただきます」と言ってくれる会社もあれば、面接をしながら説明して会社こともあります。
驚いたのは「平気で嘘が募集要項に書かれてある」ということです。「残業時間20時間」と求人に書いてあるところは、「残業時間45時間スレスレ」という話のところがありました。逆にキャリアアドバイザーさんによれば、「求人票は理想の人材が来るように書いているので、求人の必須項目スキルがなくても、採用するところもある」らしいです。また、詳細に書くと業種やらが分かってしまうので伏せますが、求人の内容よりも、かなり大変な業務内容である会社もあり、なんと言いますか、もうそういうものらしく、世知辛いなと思いました。
世知辛いのじゃー!!(突然の脱線)
「世知辛いのじゃ」と言えば、「バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん」こと「ねこます」さんですね。あまりに転職の話を書きすぎて頭がパンクしてきましたし、少し脱線します。
VTuberとしては既に引退されていますが、3Dモデリングを使っているYouTuberとして現在も配信されたり、3Dモデリングを作成・販売されているので、ご興味のある方は、チェックしてみてください。
さて、けもみみに癒していただいたところで話を戻します。
面接の準備と気を付けたこと
面接の準備は当然「企業研究」と「志望動機」です。企業研究が甘いと、面接官に「それはちょっとイメージが違うかもしれませんね」と言われて落とされるでしょうから、気を付けましょう。
面接で気を付けたことは、2点です。
・自分の経験・スキルなどは素直に正直に話すこと
・その面接を受けているときだけは、「その会社に本気で入りたい」と思い込むこと
もうこれ以外にありません。もし面接そのものに自信が無ければ、転職サイトの担当者(キャリアアドバイザー)さんにウェブで面接練習をしてもらって鍛えまくりましょう。
結果
約30社に応募して、
書類選考に落ちたのが、 20社、
書類選考に通ったのは、 10社、
内、足並み合わず書類選考を断ったのは 1社
足並み合わず面接を断ったのは、 3社、
面接に落ちたのが 3社、
最後まで通過したのが 4社
会社を選ばせていただく
その中から私は1社選んで転職した次第です。色々な選択肢があった中で、「キャリアアップも見込めつつ、元の目的『手取りを上げる』が達成できそうな会社様」を選びました。やはりいくつかの会社と比べた上で、入社すると更に後悔少なく先に進めるので良かったと思います。
ただ、キャリアアドバイザーさんの勧めの会社と同じ会社を選んでしまったので、果たしてこれが100%自分の選択だったのか分からないです。今回の場合、見切り発車で転職を始めたので、あわよくば軸を自分でしっかり定めて始めた方が良いと思います。
ですが、この選択を正解にしていく努力をすることが大切なことだと思います。(ちなみに私はこの考え方を漫画「約束のネバーランド」で学びました。詳しくは「約束のネバーランド」を第109話まで読んでご参照ください。負荷が大きすぎますが。)
退職することを会社に伝える
直属の上司と面談させていただき、「お給金が少ないので……」とは伝えずに他の理由をお伝えして、退職の意向を示させていただきました。万が一「お給金が少ないので」と伝えて「じゃあ、月給上げるから残ってよ」などと言われたら手詰まりなので、この点においては、気を付けた方が良いと思います。
有休消化する
労働者の権利として、有給休暇を消化し切りました。人生最後の長期休みを満喫しました。
新しい会社で健康保険証を作ってもらうことにする
これは非常に重要なことです。まず、会社から退職すると健康保険証は使えなくなります。しかし健康保険証がないと、国民健康保険に入らざるを得ません(というか入れていただけるだけ有難いのですが。)国民健康保険は 全額自己負担ですが、会社で健康保険に入っておくと、保険料の半額は会社で負担してくれるので、お得です。私は前の会社を退職する翌日には、次の会社に所属させていただき、国民健康保険は入りませんでした。
違いの詳細は、各自で調べてください。宜しくお願い致します。
入社後
入社して、やはり所々、聞いてない話は多かったですが、まぁそこは飲み込める範囲だったので、暫くは続けられそうです。転職を決意したとき「このままじゃ茹で蛙状態になってしまう!ヤバい!」と思っていたので、あの状況から脱却できたので良かったです。これが「#転職して良かったこと」と捉えるのは、若干 無理があるかもしれませんが、現実の転職はこんなものだと思います。
転職先では「可能な限り即戦力となって働いていかねばならない」とは思いつつも「全力で頑張ってるんだから、これ以上頑張って思い詰める必要はない」とも思って、ゆっくり着実に戦力になっていけたらと思います。
入社後に感じた転職活動の反省点
できることならば、自分と一緒に働く予定の方が面接官にいらっしゃる会社の方が良かったと思います。なぜなら、入社後のギャップが少なくなるからです。ある一定の大きさの企業でないとできないことだとは思いますが、転職先の上司より「あれ?そんな話で採用されたの?」と言われるようなことが若干あったので、理想論として捉えてください。例えば、もし複数社から採用条件通知書をいただいたとき、どの企業を選べば良いかの参考にしたり、しなかったりしてください。
(でも、そもそも入社するか分からない人間に会社のすべてを話す訳ないので、ギャップが0な訳がないとも思います。)
以下、既に書いた内容と重複しますが、職務経歴書はしっかりと、明確に、誰が読んでも同じ内容と読み取れるように書くべきだったと思います。勿論、そのつもりで書いたのですが、詰めが甘かったです。しっかりと書いていれば、1日の時間・交通費・労力・有給休暇を無駄にする必要がなかったのですから。
おわりに
様々な面において「このままじゃダメだーー!」と思って、ここ最近、色々な環境変化を己に課していましたが、転職がその1つでした。一段落して良かったです。まだまだこれから頑張らないといけませんが。
そういえば、私の好きな漫画「左ききのエレン」には、こんなセリフがあります。これは新卒社会人になった主人公「光一」が、定年近くの先輩社員「沢村」さんに言われたセリフです。
「若さ」というと、ふんわりしているので、一応、分けさせていただきますが「健康」「将来性」「学習能力」「少し無理ができる」「活気」、転職面においては「(高年代より)安い賃金で働かせられること」が挙げられると思います。
私にはそんな「若さ」の代わりに 切り札になり得るものが、いまだに身に付いてないと思っていて、このまま「若さ」すら失わない内に「若さ」あてにして、転職をしました。昨今、どこも人手不足らしいで、転職自体は簡単かもしれませんが、年収が上がるかは別問題だと思います。
「時間」は有限です。「若さ」も有限です。有難いことに社会人になってからも、それらは無限のように感じてしまっていましたが、そんなことはないのです。少しでも自分の糧になることをして、力を蓄え、若さが無くなる前に若さを補うほどの技術なり、学力なり、力を手に入れなければならない……と私は思います。
ただ、張り詰めすぎるとしんど過ぎるので、この加減は非常に難しいところですが……。
そういえば、転職して娯楽に使える時間も少なくなってしまい、今まで以上に時間が限られている中で「自分が一番観たいものは何だろう?楽しみたいことは何だろう?」と考えるようにもなりました。ただ、これも考えすぎるとしんどくなりますが大切なことだと思います。
転職をしたことで、私はそういった意味でかなり人生の終わりまでの時間を意識するようになりました。「色々と楽しみながら、辛いけど糧になることもしながら、自分が幸せな状態を目指していきたい!!」そう考えるようになりました。
でも実際、ダラダラしてしまうときはダラダラしてしまうのですけれども。オンオフはしっかり作ってやっていきます。
こういった転職体験記は、インターネットに溢れているとは思いますが、何かしらの参考になれば幸いです。このnoteが良かったら「いいね(下のハートマークを押す)」や「コメント」を頂ければ幸いです。良き人生を!音宮 二郎でした。
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