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師走のエロス
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全てを曝け出している!胸を打たれる!
私もそんな表現者に!
というのは、廻り廻って最終的には自分のことしか考えていないよな。自分がすごいと思うものに自分を近づけて、要は自分もすごいと言われたいンダな。
あんたが何にコンプレックスを抱いているか知らんが、それを「カイホウ!ヒョウゲン!」することに、こちらを巻き込まないで!自己愛セラピーはご自宅でたのむ!
別にそんなの見たくないし、キサマが気持ちよく自分を「カイホウ!」してようがしていまいがこっちには関係ないし、私は物語を追いかけたいわけで、「表現しています!ワタシ!」とか、知らんから!
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という、
声に出すにはあまりにも恐ろしい、文字で書いていてもそれなりに恐ろしい、それはそれは恐ろしいメモが出てきた。
これ書いたの、ダレ?
しらないしらない。ボクはカンケーないね。
いつの何を見て書いたやつ?
こわー。
「ハイユウ。ワタシ。」みたいな方々って、自己愛セラピーとの親和性高いよな。。
黙ります。黙祷。
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とはいえ、さきほどの辛辣な方(ボクの知らない人)が書かれている考え方というのは、まあ一理あって、彼の意見にはボクも基本的には賛成で、まあまあ賛成で、それなりに正しい面もあるとも思いますし、けっこう賛成で、大賛成で、同意しかねる部分もあるのではないかと思いもしたのですが、やはり、おおむね、大筋、ほぼほぼ、ひいては、さらに、根本的にも、抜本的にも大賛成でありまして、
要はこの方は、
「隠しているところにエロスは宿る」
さらに言えば、
「何をするかよりも、何をしないかというところにエロスは宿るんだ!できる限り抑えて、それでいても溢れ出してくるのがエロスだろ!なあ!そうだろうが!」
ということが言いたいのだと思う(果たして本当にそうだろうか)(反語)。
いやいや!!
要は、
このメモを書いた人(ボクの知らない人なんだけどね!)は、
下ネタの話がしたかっただけなのだよ!
そうに違いないのだよ!!!(本当にそうだろうか)(反語)
「ヒョウゲン!コレがワタシの中にアルモノ!サラケダス!」
とかなんとかされてしまっては正直、「やってんな〜」としか思わないというか(先ほどのメモを書かれた方はそう思ったんだね!ボクは知らないけど!)、
なんというか、「奥ゆかしさ」みたいなものが感じられないのだ。
そう!
奥ゆかしさ無くして、エロとは存在し得ないのだよ。
それはまるで全部のせラーメンのよう。
それはまるでストレートしか投げないダルビッシュ有のよう。
「隠し味はハチミツです!」と自分から言うシェフは全くエロくなくて、
「こちら、何か入れられてるんですか?」
からの、
「これね、ハチミツなんですよ。」
「ほう。。」
だろうが!!!
分かる?
「これ見せパンなんです。びろーん!」
じゃねえんだよおいコラやめろ!!
「見せパン」か「見せないパン」かなんてどうでもいいんだよ!
俺にとっては、
たとえ見せパンであっても意図せず見えてしまった見せパンはもはや「見せないパン」であり、すなわちそれはマジパンなんだよ!マジパンマジパン!マジパン本仕込みだろ!?
な?そうだろ?
隠せ!決して自分からは何も言うなよ!
うるさいんだよぉぉ!!!(お前がな)
ということでありまして、
あ。あともう一個思い出したわ今。
あの、ネットで使い回されてる名言あるよな。
テレサオブザマザー、通称マザーテレサのやつ。
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思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
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これこれ。
ボク、これ嫌いなんすよ!
まず、なーーーがい!長いわ!!
もしマザーと同じ時代にボクが生きていたら、これを言ってる時のマザーのドヤ顔に、きっとボクは耐えられないよ!
『これ、要はスタートの「思考に気をつける」だけを覚えとけばいいって話ですよね?テストいけるってことですよね?先生?』
と、すごく嫌な生徒になってしまいそうだ。
この格言を見て「今夜はこれでいいや♡」と思ってる格言ハンターのそこのキミも、
これを言いながら満更でもないマザテレも、
オイラから言わせると、エロスを全然分かってないね!!!
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場末のバー。悪酔いをした1人の若者が、職場の上司への不満を、30分前にこのバーで出会ったばかりの、口数の少ないとある男に愚痴っている。
エスカレートしていく若者に、その口数の少ない男は、ふかしていた葉巻の火をおもむろに消し、ただひとこと、
「言葉に気をつけろ。それがいつかお前の運命になる。」
と言った。
しかし若者は男の言葉など全く意に介さず、ぎゃーぎゃーと喚き散らし続けている。
まったく、やれやれだぜ。
男はぬるくなったビールをグッと飲み干し、「こいつの分も」と、ビールを更に2杯追加する。この様子だと今日稼いだ分の金は今夜中に底をついてしまうだろう。
それでも男は、若者が酔い潰れてしまう朝方まで黙って若者の話を聞いていた。
翌朝2人の男は、重い身体を引きずりながらもそれぞれの仕事場へと向かっていった。
夕方頃には、男も若者も一晩限りの友と明け方まで語り合ったことの内容など、何ひとつとして覚えていなかった。
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、、、、これだろ!!!
これだろぉ!?これだよなぁ!?
マザー通り越して、もはやグランマテレサって感じだよなぁ!?
これだよなぁ!?
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閑話休題。
(使い方ってこれで合ってる?)
取り乱してしまい申し訳ないが、要はボクが何を言いたいかというと、
「言葉に気をつけなさい。それがいつかあなたの運命になる。」
こっちの方がエロくねえか!?ということです。
ああ、ほんとにどうでもいいね♡
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閑話休題。
(使い方合ってる??)
一年を締めくくるはずの文章がなぜこんな形のものになってしまったのか、少々疑問は残りますが、もうここまで書いてしまったのでこのまま進みます。
今年は「月に一本noteで文章を書く」というマイミッションをこなすことになんとか成功しました。
私の、言葉足らずで、あなたの人生において何の役にも立たないとりとめのない文章を、一文字でもその目で追ってくださった全ての方々に、心より感謝を申し上げます。
来年も続けられればいいなと思います。
来年は、もっと知的で美しくてアカデミックなnoteにして、世の女性たちが思わず僕にファンレターを送ってしまうような、そんなギャラクシーな文章を綴っていければと思います。
それではみなさま、よいお年を。