ピスタチオはずっとナッツの女王でいられるのかしら。
何かの記事でピスタチオの輸入量が年々増えているというものを見た。
ピスタチオ人気が上昇しているのは、食べることが好きな身としては実感している。
2021年4月の輸入額は前年同月比11.9%増の2.5億円で、そのほとんどがアメリカから輸入されている。
殻付きピスタチオは以前からおつまみとして好まれていたが、ここ最近は用途の幅が増えたのか、殻を除いたピスタチオの輸入額も増えている。
(マニアックな話になってしまうけど、殻があるかないかでHS CODEが変わる)
ピスタチオ味の商品は他のナッツ系のフレーバーと比べて通常より価格が高いく、くるみやアーモンドの倍ほどの価格でマカダミアナッツと同水準らしい。
ピスタチオそのものを購入することはあまりないが、コンビニで見かけるお菓子やアイスは確かに他の商品より少し高く、手を伸ばすのを躊躇うこともしばしば……。
ピスタチオのピノすごくおいしかった…。
画像は公式よりお借りしました。
世界の投資家がピスタチオに注目
なぜ価格が高いかというと、ピスタチオの需要が高いのに対して生産量は比較的少ない。その上、栽培も容易でコスト負担が少ない。
ピスタチオが収穫できるようになるには、4-5年要するため、転換には時間を要するが、木は50年持つらしい。
さらにお菓子や料理など用途の幅が広く、長期的に見て、投資効率が高い、収益性が高い。
ナッツの女王 ピスタチオ
ピスタチオはナッツの女王と呼ばれている。
オレイン酸(良質な脂肪酸)、食物繊維、ビタミンB、カリウムなど栄養価が高いからだ。
健康志向の人にとってはギルトフリー
しかし、アーモンドやクルミなどのナッツ類に共通した特徴でピスタチオが特に優れているわけではない。
では、なぜ人気なのか。
それはピスタチオグリーンと呼ばれる鮮やかなグリーンが特徴的だからではないか。
SNS映え抜群でフォトジェニック、さらにファッションやネイルカラーでも人気。
ナッツ系のフレーバーは、香ばしさやコクがあるから、秋から冬にかけて登場するイメージがあるけど、ピスタチオに関してはそのファッション性からか一年中登場する機会がありそう。
ピスタチオ味をつい選んでしまう理由
私の場合は、やはり鮮やかなグリーンに惹かれるのと、他のナッツ系に比べて高級感やレア感があるからだと思う。
今後、ピスタチオの需要と供給のバランスが取れて、今よりリーズナブルな価格で手に取ることができるようになったら、ピスタチオをつい選んでしまう理由は減ってしまう気がしている。
コーヒーとピスタチオチョコの組み合わせが好きだから、ご褒美タイムにはもってこいではあるけど。
ピスタチオ人気が定番化するか気になるところ。