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2022年10月の記事一覧

普段(歌詞)

普段(歌詞)

並べた肩で君の仕事に
何気なく目を配って

視線の先を確かめている
何だか今日も忙しそうさ

指輪の上から あてがう手のひら
沈黙の後で 言ってしまうのは
「あゝ このまま死んでいけたら…」
聞こえているんだろう

いつもいつでも君に惹かれる
かまわないきっとこれで

時に恵まれ ひとも羨む
そんな二人になってしまった

指輪の上から あてがう手のひら
応えのない君 もう一度言った
「…このまま死

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人業 - Boku -(歌詞)

人業 - Boku -(歌詞)

いつか終わってしまうと思えない
夢の中の夢のような

怖れたことさえ忘れてしまう
そんな誰かの暇つぶしを

塗りかえ自由になれたという
確信だけは強く抱きしめ

己を生きる己のままに
自分をみつけて

仕えることを振りはらおう
窓の外の世界へ行こう

たどりついたら愛が待っていた
僕に素敵な笑みをくれた

これから始める何かのために
希(のぞ)む心を渡してくれた

全てが空しく映るはずはない
向か

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少しだけミュージシャン(歌詞)

少しだけミュージシャン(歌詞)

ヘビー・ゲージとギターのネック
京王線は井の頭線へ
いつも決まりの道玄坂へ
用はなくてもスペアのピック
少しだけでもミュージシャン
東京にいる ただ何となく

ライト・ゲージと偽りのうた
信じる彼が語った真実
いつも心に張りつめていく
倣う指先スコアで弾(はじ)く
少しだけでもミュージシャン
東京にいる ただそれだけで

レコーディングと言うわけじゃない
あの娘(こ)に綴るラブソングそして
いつも

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黒の許諾(歌詞)

黒の許諾(歌詞)

熱い想いも 冷たい想いも
おいらのどこにも 残っちゃいないさ

あんたの写真を 捨てちまったのは
おいらもわかるぜ あの女だから

幸せさ いい嫁もらった
七十九にもなっちまうな
あの日は秋だと

それぐらいだな
それぐらいだよ

馬鹿塗りの下駄の 切れた鼻緒は
あんたが男を 認めたからさ

宿らすつもりは なくても酒が
映しちまうよ その気にさせる

幸せか? 帰ってやりなよ
ひとり貫く 誰かさ

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