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2022年8月の記事一覧

口の利けるは(歌詞)

口の利けるは(歌詞)

時追いつかれ
回廊の底
後へ戻れぬ
やりあう他は

余す言葉が心地よく
己の鼓動乱れさす

悔やみを渡せ
命を貰う
奴の落ち着き
不敵の笑みを

救われる筈なきにしも
水月に風 揺らぎなし

夢の果てへと
散った身体に
静 極まる
時動くすべ

知らすを聞けば嗤う者
流にいた隙を見せし者

口の利けるは そういうと

都男北女(歌詞)

都男北女(歌詞)

北に砕いた 女の人生(みち)に
かける願いを 探せと強いる

凍え振り向く 一日遠く
その幸せを 無言に包む

さようならとは まだ別れでは
女もおれも 消えたりしない

時が渡した 女の文(ふみ)に
亡くした我が子 常しえにみる

都に沈む 夕陽の心
幻よりも 一目それだけ

さようならには なる筈がない
女もおれも 消えたりしない

手を振る一時(いっとき) ただその証
女もおれも 消えたりし

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紅の色(歌詞)

紅の色(歌詞)

あなたの言葉 受けとれもせず
これも恋だと 思っています

紅色(くれないいろ)の 傘で待つ夜
左の袖と 煙草のけむり

わたしを誘ってくれますか
髪をほどいた理由を知って

瞳を深く あなたはいつも
口づけもせず ただ息づかい

指先褒める わたしが好きと
想いはいつか  抱きあう夜を

わたしを誘ってくれますか
唇の色 紅の色

わたしを誘ってくれますか
別れの時に もう一度いて

優しき暗殺者(歌詞)

優しき暗殺者(歌詞)

アンタの前じゃ 歌う気も失せる 鳥かごのオレに目を 細めやがる
未来の欠片を 巻き散らして拾わせる 誰にでもないさ このオレはアンタさ

隣の窓から 壁から空から クレームがくる
幻聴幻覚 入院しろよと 迫ってくる

殺気立つくらいなら いっそてめぇで始末だぜ
そうさアンタとやりあう このオレはアンタさ

いつでもアンタは 気に食わなくなる ほんの些細なことで 殺したがる
過去から何から 全てを引

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