妻の記録:冷蔵庫の整理が大変
夫の夜は遅く、朝も遅い。朝方、寝ているときドサッと言う音で目が覚めた。起きてみると、妻が倒れている。何事と、みると、椅子から落ちたらしい。後で言うことには、台所の窓が汚れていたので、拭いていたのだと。拭くとき、支えを失い、椅子から落下。右手を着いたらしい。
2時間後、腕首を中心に体液が充満してきた。手は使えない。昼食は惣菜で済ました。手首はさらに膨張する。妻はご飯と素麺が好きである。簡単に夕食を済ませようとする。夫も自分で料理できるが、食材を見ようとすると、冷蔵庫が二重、三重にかさんでいる。日頃も気がついているが、処理するには邪魔になる。それに、選別がいる。トマト、ニンジン、キャベツ、ネギ、ピーマン、ニラ、調味料、などなどが複数転がっている。使いかけも多数ある。妻の処理能力が乏しくなっていることを認識する。
冷蔵庫の整理が必要になり、せっせと整理する。カットした食材が3日分くらいあり、腐りかけの食材や調味料などが通常のゴミ袋をほぼ満たすだけの量。心の中でオーマイガッドと叫びたい。少し機嫌が悪く見えたのだろう。口出しを諦めたかのように謝る体を装う。
もう今日は早く寝ると言いだし、2階へ。ごくうも慌てて庭に出て、寝る前のルーティン。ルーティンを終えて、遅れじと2階へ。今夜は早々と静かになった。