この色を何に喩えよう:ヒメヤマツツジは紅紫色
自生ツツジにも色が数種類ある。一色で示せば、ヒメヤマツツジは「紅紫色」と言われている。
紅紫色にも幅があり、濃淡もある。カラーチャートなどで、色の特定をしたいが、何色になるのだろうか。
雨の中ではしっとりとする。光の中では透けた花色は文字通り透明感があり、ビロードを光の中で限りなく透明にする感じがある。早く光に透かしたい。
このツツジはキシツツジの流れをくむのだろう。萼が長い。少し粘り気もある。
自生ツツジの内、漏斗状の花弁を示すツツジと言えば、「チョウセンヤマツツジ」だろう。キシツツジとチョウセンヤマツツジはよく似ている。