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たいしたことなど なにもできない だから たった一つの 地頭を磨けばよい
金子美恵子「地頭」を語る。
金子氏は3月17日放送の同番組で、小泉進次郎氏について「小泉さんはまだ、地アタマがそんなによくないんで。経験を積まないといけない。(まだ)早いのかな」と発言。大きな波紋を呼んだ。
地頭力とは何か。地頭力の本質は、「結論から」「全体から」「単純に」考える3つの思考力である。
すなわち「結論から」考える仮説思考力、
「全体から」考えるフレームワーク思考力、
「単純に」考える抽象化思考力だ。
この3つの思考力は鍛えることができるものであり、
地頭力を鍛える強力なツールとなるのが「フェルミ推定」である。
「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」。こうした荒唐無稽とも思える問いへの解答を導き出す考え方のプロセスを問うのが、「フェルミ推定」だ。
「フェルミ推定」と呼ばれるのは、「原子力の父」として知られ、ノーベル物理学賞受賞者でもある、エンリコ・フェルミ(1901~1954)に由来する。
金子恵美子が想定している「地頭」かどうかは分からない。
地頭力とは、「その場の限られた情報のみで考えを深める力」と定義されます。これは、既存の知識やフレームワークに頼らず、自分自身の認識能力を駆使して問題を解決する力を指します。具体的には、以下の要素が含まれます。
・論理的思考力: 複雑な問題を論理的に分析し、解決策を見つける能力。
・抽象化思考力: 具体的な事象を抽象的に捉え、一般化する能力。
・発想力: 新しいアイデアや視点を生み出す能力。
・現状把握力: 現在の状況を正確に理解し、適切に対応する能力。
・表現力: 自分の考えを明確に伝える能力。
これらの要素が組み合わさることで、地頭力は形成されます。認識論の観点から見ると、地頭力は知識の量ではなく、知識をどのように使いこなすかという質的な側面に重きを置いています。
地頭力はトレーニング次第で鍛えることができる能力でる、という。
ここで、5行歌を。『飛鳥の断崖-五行歌の発見-』230頁を援用して、一句、かな。
たいしたことなど
なにもできない
だから
たった一つの
心を磨けばよい