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犬の系統樹

生物は誕生し、進化をし続けている。その進化をトレースして行けば、生物がどのように進化してきたかを知ることができる。それを追っていけば、生物の類縁関係も知ることができる。それらを一覧したものが、系統樹(phylogenetic tree)である。

系統樹の作成には、DNAの塩基配列(他にもアミノ酸配列)が使われ、互いに比較して、それぞれの系統樹が作製され、位置づけられる。その作り方については、次がある。

多くの生物の系統樹が作成されているが、犬の系統樹については、次がある。Martin Jones & Mark Blaxter(2005), Evolutionary biology Animal roots and shoots, Nature volume, 434, 27 April 2005, pages1076–1077.

犬の系統樹を示せば、次のようになる。

Martin Jones & Mark Blaxter(2005)から


日本名の系統樹については、次のようになる。

『犬だけの世界』28頁から


・マーク・ベコフ、ジェシカ・ピアス(2022)/吉嶺英美訳『犬だけの世界: 人類がいなくなった後の犬の生活』 青土社。