くどうれいん おススメのタイプとは違うと思うが、じゃがいもと玉ねぎの味噌汁
味噌は代表的な発酵食品の一つ。味噌汁は「汁物」だが、出汁を味噌で調味する。
具材はいろいろ利用される。「じゃがいもや玉ねぎ」も一つのパターン。じゃがいものほっこり食感と玉ねぎのしゃっきり食感が組み合わされた「味噌汁」が定番となっている。くどうれいんも好きらしい。
・くどうれいん(2023年)『桃を煮るひと』ミシマ社、34頁-36頁。
*作り方は違うと思うが。まず、準備。
0.1 中型イリコを(2人分くらいで)15匹、ハラワタ・頭はあらかじめ取っておく。残すと、やはり苦い。
0.2 じゃがいもを1個、半分に切り、半月風に切る。切ったじゃがいもを電子レンジでチン(おまかせ)。※じゃがいもが煮えるのが一番遅い、時間を合わせるのに必要。しなくても味噌の入れる時期を調整すればよい。
0.3 玉ねぎ1個を、半分に切り、半分だけ使う。これも半月。半分の玉ねぎをスライス風に切る※あまり薄くしない。これもレンジでチンしている。
0.4 当然発酵食品の味噌を用意する。高瀬味噌だ。スプーンで掬っている。
組み立てるように。
1 鍋に少々油を引き、温まった段階で、イリコを投入。よく炒める、茶色がつくまで。
2 じゃがいもを投入。炒めるように混ぜる。イリコが自然にまとわりつく。
<一通り、混ぜると>
3 玉ねぎを投入。一緒に炒めるように混ぜる。イリコにじゃがいも、玉ねぎが混ぜ合わせられる。少し焦げそうになる。
<水を入れるとき跳ねるので注意、覗かないこと!>
4 水を200ccで2杯くらい。出来上がると、少し足らないと思えば、+半杯。
<じゃがいもが煮えるまで適宜混ぜながら待つ。>
<煮る過程で「アク」が出るので、取る方がよい>
<じゃがいもが煮えたら>
5 味噌をスプーンで掬い(量が難しい、好みもある)、「みそこし」(※初めて聞いた)で濾していく。高瀬味噌は最後までほぼ残らないので、残りを味噌汁の中に置いておく。
6 一煮立ちしたら、お椀に。※この「お椀」(食器として)にも歴史がありそう。
ーーーごちそうさま