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干し柿の作り方:カビを生やさない方法つき

*カビを発生させない方法:熱湯を使う。熱湯に入れる前頃から渋柿に手を触れない(吊すまで、それ以後もしばらくは手を触れない)。火傷の危険があるので、安全を担保しながら。*消毒は一般的には硫黄燻蒸とのこと。

昨日に続き、渋柿を調達に昨日のJAに。午前中早く行ってみると、まだ入荷していない。「電話されても、イイですよ。」というより、懲りもせず別のいつものJAに。

「ありました。ありました。ぎょうさん」

販売時期を勘違いしているのか、10月下旬頃から増えるのだろうか。課題だな。

6個1袋で、3つ程購入。6個の渋柿を並べてみた。なぜ6なのだろう。雪の結晶はすべて模様が異なる。でも、6が基本だ。渋柿は多くはダース販売でない。もちろん、大口用にダース販売もある。6はどこから来るのだろう、ずーっと考えてしまう。おっと、今日は干し柿作り。

渋柿の皮を剥き、ヘタを取る(ママでも問題なし)。渋柿をヒモにくくるための「引っかけ」(名称:不明、小枝を残している。)を傷つけないように。皮を剥くときに、お湯を用意する。6個ならちょうど沸騰する直前ころになる。

6個すべて皮を剥いたら、こんなカタチ。ピーラーで皮を剥く人もいる。

新しい渋柿 剥いたもの

1個は地上に落とされ、石にぶつかったのか、傷ついていた。購入時にチェックを忘れずに。

6個の皮を剥いた渋柿を「玉巻PPテープ」でよい。撚ったもの(こちらの方が簡便)でもよい。撚った紐の場合、一部撚りを戻し、フックを引っかける。

「玉巻PPテープ」でワッカを作り、渋柿のフックに引っかける(落ちないようにする)。渋柿が互いに重ならないように引っかける。これが意外と難しい。

新しい渋柿 茹でる前

ワッカを小さくすれば、フックに引っかかりにくいが、しっかり。フックに引っかかり易くすれば、外れる危険がある。

渋柿が落ちないように持ち上げ、用意した鍋の熱湯の中に最低2分から3分。少なくてはカビが発生しやすい。手も触れない。2分以上でも問題なし。昨年は10分くらいやってみたが、特に問題はなかった。

カビ発生防止の果実用ホワイトリカーなどを利用する例があるが、全体にまぶすのは難しい。一気に熱湯へ。この方法がカビ発生を少なくするのに便利。エネルーギー消費型だが。

*人間の垢は38度以上のお湯で、30分浸かれば、落ちる、と言うか消える、と言われている。