下北「地下劇場」を目にして

文化祭での演劇部の思い出を、「照明」を通じて、20年後の再会を繋げた巧みな構成で、自分の人生を前向きに捉える決意を表現し、ちょっと感動的。

50年+前、「下北」の名前が漸く広まり始めた頃。
東京の彼女(普通に女性という意味、当時20才)に、下北の住居の中に開業した「喫茶店」に連れて行ってもらった。1970年代に入る頃、開業したと聞く。よく見られる設計だった。※最近はこのようなデザインの店舗設計は探さないと見つからない。

彼女は演劇に関心を持っていた。役者というよりは、演出スタッフにあこがれていた。他に「地下劇場」があったかどうかも分からないが、地下劇場(昼前だったか)に入ることができた。雑然とはしていなかったが、薄汚れたような雰囲気が感じ取れた。昼間の薄明りのなかで、座席の一つの手をかけて幕の開いた舞台を見ていた。

父が舞台(学校の講堂)の緞帳をいくつか注文を受けて作っていたので、同じような装置だな、という感慨しかなかった。

彼女には女友達がいた。数年後、女友達から彼女が結婚したことを知らされて。彼女のボーイフレンドを結婚前から知っていたようで、彼の特徴を、あきれるわけでもなく、少しすかし気味に説明した。

「彼、ジェラシーがすごいの」「特に用事がない限り、家から出さないの」虐待という言葉もなかった頃。「他の男性と接触させないようにしているの」「子供にも・・・」(まだ子供はできていなかった)

しばらくして、女友達が「彼らは郊外の新規団地に引っ越したわ」と、思い出したように告げて来た。もう普通の円満な家庭の様に暮らしている、という話だった。

心のどこかで安堵していた。

* * *

「Tokyo女子がハンバーガー」の彼女です。

*(菊地さんコメから補)
BingAI:マクドナルドの日本での1号店は、1971年7月20日に東京・銀座の三越銀座店の1階にオープンしました。
・マクドナルド渋谷店というのは、渋谷区にあるマクドナルドの店舗のことですが、実は2つの店舗があります。一つは、渋谷駅から徒歩約5分の場所にある渋谷店で、1971年に日本で最初にオープンしたマクドナルドの店舗です。(2つめ省略)
※BingAIから2つの説が記録されている。データ汚染か?