見出し画像

ヒュウガミツバツツジの花

ヒュウガミツバツツジがかなり開いている。ヒュウガミツバツツジの枝がすーっと伸び、枝先が別れ、さらに短い枝先が2つ、3つに別れ、その先端に1つの花芽を付ける。葉はまだ見えていない。

ヒューガミツバツツジ20220320 4

ヒュウガミツバツツジの花弁は5枚。内、上3枚が横並び、下2枚が並んで、上下に分かれているように見える。花の中央部奥に、子房があり、その中央部からメシベが伸びている。オシベは通常10本であるが、必ずしもすべての花で10本とはならない。

ヒューガミツバツツジ20220320 3

オシベからは花粉が出そうになっている。少しでも刺激すれば、花粉が次々と出て、花糸を伸ばし、メシベで受精する。受精すれば、実となり、中にタネができ、実が熟し、秋には裂開する。

熟した実が裂開すれば、タネが土の上に落ちる。ツツジのタネは好光性であり、光が当たることが発芽条件となる。ツツジの根の周りに時々大量の発芽を見ることがある。