ごくう日記:お兄さんが
ごくうの散歩に玄関を出たとき、お正月で訪問してきたのか、福君の家の角で賑やかだ。福君はボーダーコリー、半年前に来た。子供らしく、すぐ戯れてくる。
福君にはお兄ちゃんがいる。いつも可愛がっており、散歩にも許す限り、連れて行ってもらえる。出会えば、ごくうも可愛がってもらえる。
おにいちゃんは中学生にしては、背が高い。まだ2年生なのに、しっかりしている。
先日、中学校の終業時間に同期した。公園の入り口でばったり出会った。沢山の中学生が帰っていく。皆と別れたばかりだ。ごくうを見るなり、立ち止まり、撫でてくれる。でも、最近、ごくうは素っ気ない。2,3度撫でられると、散歩に行こうとする。よく承知しているおにいちゃんはさっさと帰宅する。
それまでに、数度出会っている。一度は、下校時に、公園入り口で同級生と別れるときに出会った。そのときには、軽くごくうの頭に触っただけだった。
それからしばらくして、ワンちゃんの散歩の途中、交差点近くで出会った。いつものように、エールの交換のように可愛がる。福君は甘えっぱなし、ごくうは可愛がられてももう素っ気ない。福君は道路にひっくり返り、可愛がってとアピール。福君が納得するまで散歩に行けない。それはよく承知しているようだ。
福君が納得したのか、起き上がった。ごくうはこれで散歩に行ける。歩く足取りが軽やかだ。