見出し画像

「肥沃な三日月地帯」は、The Fertile Crescent(クレセント)

三日月が「Crescent」だったとは。
クロワッサンも「Crescent」だったとは。

肥沃な三日月地帯の図に、お気にいりが見つかった。児童向け本はときに良い図に出会う。

出典:古村公次(2018年)『誕生から古代・中世の音楽』(『音楽のあゆみと音の不思議1』)、大月書店。

GoogleMapでは、下記の図。ウルも消え、テーベも消えているが。

GoogleMapから

クロワッサンでも食べながら、比較してみようか。ナイル川を辿って「テーベ」まで。ユーフラテス川を辿って「ウル」まで見つかるといいんだが、この図では無理だな。

古代では、ペルシャ湾(アラビア湾)の海岸線はウルに迫った位置まであったそうな。

人類の移動はナイル川を辿って(?)、エジプトに達し、エジプトを抜けて、北上し、シリアの東側に抜け、ちょい北上。定住生活の1拠点。その後、ユーフラティス川沿い、ティグリス川沿い、その間を東南方向に南下。古代の海岸線近くまで達したか(ウルやウルクはその一つ)。