喃語（なんご）とは　「あー」「うー」

夏とは限らず、冬でもアイスクリームを味わう。この美味しさを愛する人は多い。濃厚な食感、滑らかな食感。舌の上で溶けていく感覚に酔いしれない人を見つけることはできるだろうか。

至福、その言葉の意味が分からない人はいないだろう。

コーンに盛ったり、パフェで食べ、カップで食べる。古典的な棒つきアイスも捨てがたい。

味も万別に飛んでいる、いや富んでいる。　バニラ味に、チョコレート味に、ラム酒味に、バッカスもある。

フルーツフレーバーも味を色彩ゆたかにしてくれる。

アイスクリームはすぐ手に入り、カロリーは相当なものだ。

アイスクリームには脂肪分と糖分が想像以上に含まれている。

アイスクリームは世界中で愛されている。アイスクリムに含まれている脂肪と甘みを食するとき、味わうとき、コジさんでなくても、「あー」「うー」と、赤ん坊のような「喃語」を発する。

－－－スピンでした。

本
・ルース・ドフリース著／小川敏子訳（2016）『食料と人類・飢餓を克服した大増産と文明史』日本経済新聞社、pp. 260。原著、Ruthe DeFries(2014)
The Big Ratchet: How Humanity Thrives in the Face of Natural Crisis, Basic Books.