ブルーボネットがテキサス州に咲く
画像:ブルーボネット(下記から)※テキサス州の州花
一瞬、ムスカリかと思った。映画(1984年)「プレイス・イン・ザ・ハート」(原題:Places in the Heart)の冒頭部分に、アメリカ南部・テキサス州ワクサハチー(Wakahachie)の草原が映し出され、青い花が広がっている。「ブルーボネット」だった。
*Wakahachiはネイティブアメリカン・アラバマ族の言葉で「バッファロー」を意味する、という。
ブルーボネットの名前は、花びらの形がアメリカへの入植者・女性の日よけの帽子である「ボネット」bonnetに由来するらしい。※プロテスタントの女性が被っていたという。理由は宗教的理由で髪を隠すためらしい。少し下ると、人形などを含めて艶やかなタイプもある。
ブルボネットの草丈は20~30センチで、ムスカリよりも少し高い。花自体は小さく1センチ位。紫色がかっているように見えるものもあるが、青色が多い。
ブルーボネットはアルカリ性の土壌に咲き、低湿度で生育する。花期は4月から5月である。テキサスばかりではなく、フロリダ、ルイジアナ、オクラホマでも見られる、とある。
テキサスでは、テキサス州運輸局が道路沿いに播種しているとある。各地でも見られ、例えば、GoogleMapに写真が投稿されている。
上記画像:下記から加工転載
日本では、名古屋港ワイルドフラワーにはブルーネットも植栽されている。