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米騒動に巻き込まれた
*「栽培」しているコメが垂れてきた。16本も結実。
お米は例年、玄米買い、30kg×3=90kg(2人分)。日本の大人1人当たりの年間お米消費量は、2022年度で約50.9キログラム、という。コメ離れから久しい。1962年頃から半減以下という。
妻はお米人間、夫は妻の半分の消費量。決して嫌いではない、むしろ腹の余裕さえあれば、海苔でお結び風に盛り、昆布も包んで食べるのが大好き。※塩分摂取量には気を配っているが。
子供が来た。帰る時、コメ袋を発見。ちょうど買うところという。妻がそれでは「いいよ、持って帰って」。コメの残りは30キロを開けてまもなくだった。「コメの在庫が減ってきている」ニュースを見ていた。ちょっと高をくくっていた。もうすぐ新米も出る。
しかし、外食も減り、握り風昆布海苔巻きもよく食べていた。「お米がなくなった」という。お米は妻の管理。少し油断していたらしい。コメがなくなって告げられた。
とりあえず、食べるコメを。スーパーにコメがない。なるほど、ここまで来ていたか。地元のJAに行っても棚がない。ちょっと高級野菜を売る店がある。高いから残っているだろう。行ってみたが、1袋5キロだけ。さすがに高い。でも、背に腹は代えられない。買うことにした。店は在庫がなくなる。完売だ。
一部を外食で補おう。妻がとんかつを食べたいという。配膳ロボットの店に行く。「泉」はいなかったが、日曜日で客は多いが、店が広い。少し待ったが、ご飯付き煮つけにありつける。
食後、地元産品の販売所に行くと、大きな米袋はないが、10kg袋(高い)が2袋。見ると、「新米」とある。昨夜、新米が取れだすと、新米の4割がほどなく出荷されるという。価格も現在家にあるコメを食している間に米価が落ち着くだろう。
何の要因でコメの在庫が減ったか、要因を知りたい。どうも当事者は安易に考えているかもしれない。プロだから、そんなことはないだろう。でも、「平年並み」を基準に豊作不作を判定していると思わぬ凹みに入ってしまう。
しかし、それよりも気候変動などがコメの等級に影響を与えることを軽視すると、米作農の・・・。作り手に、・・・。
いや、やめておこう。今回は過ぎ去る問題かもしれないが、専門家の抱えている問題が一般に明らかに、ならない/なる、ことを祈りたい。どっちなんねん。構造的な対策が必要。