いいニュースです。「ピークオイル」peak oilはいつ来る!一部を掻い摘んで。
「ピークオイル」peak oilは、今や石油需要のピークがいつ来るかに使われるという。※以前、「石油生産はいずれ減少する」、石油生産のピークがいつ来るかで議論された(2060年が一つのピーク)。
「環境問題・気候変動」に関心がある人にとっては、good news。ただし、世界の人口増加の動向にも寄り、新興国の生活水準の向上如何にも寄る。
いわゆる先進国のイギリスについてみると、
・英BPの予想(2018年03月07日):石油需要のピークは2030年代後半に早まる!?※BP=イギリスのエネルギー関連事業を手掛けている会社。
・World Energy Outlook 2023(Nov 14, 2023 )でも: 石油需要のピークは2030年!?
これが起こっている理由は無べなるかな、というところ。
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・エネルギーの需要の伸びが予想よりも早くスローダウンしている。
※エネルギー効率が上がっている、エネルギー・ウエイトの高い分野でも。
・再生可能エネルギーの技術開発が予想よりも早く進んでいる。
+私見・新生エネルギーの技術開発が盛んになる。※再生可能エネルギーと区別する必要もないが。
-----以下は途中
経済活動は何にシフトする。人が求めるものにシフトする。
いま、SL(蒸気機関車)を移動手段として求めるだろうか。
ガソリン車を求めるだろうか。次の交通手段は?利用の仕方は?
・求められる経済客体がオールド世代とは大きく異なる。時間が経過すれば、数年のうちに変わってしまう。今のオールド世代はそうやってきた。これからの世代はもっと変わる。
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・新興国について:人類としては、世界人口も新興国のライフスタイルも、地球人の学習効果(構造的な変化)により急速に先進国に倣うかもしれない。※先進国と同じ時間を掛け、同じパターンを取るとは限らない。急速に先進国に倣うかもしれない。多分1世代の内に起こりそう。※これはごくう予想。
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・地球環境を人類などの生息環境と生活環境の観点を押さえておく必要はある。
参考本
・ヘイミシュ・マクレイ著、遠藤真美訳(2023年)『2050年の世界 見えない未来の考え方』日本経済新聞社、Kindle Editionあり。