1.服にお金をかけない
慎ましい暮らし、さっそく具体的な戦術・考え方の紹介です。
みなさんは服を買うのが好きですか?
私は服を買うのが好きでした。過去形なのは、今はもう特に興味がないからです。
服の価値はいろいろな尺度で計ることができます。
TPOに合っている、仕事ができそうに見える、寒さをしのぐ、涼しく過ごす、すぐ乾く、耐久性が高い、軽い、着ていてストレスがない、異性にもてる、尊敬される、毎日同じ服を着ていると思われたくない、人とかぶりたくない…。
それらの中から自分にとって本当に必要な価値を絞り込んだ上で服を見つめると、今後服に使うコストを大幅に削減できるかもしれません。
これは年齢や職業、独身か既婚か、そもそも服が好きかどうかによって価値が変わるもので、正解はないといえばないのですが、突き詰めていけば服の数・種類・メーカーをぎゅっと絞り込み、コストを抑えることができるのです。
ちなみに今私が服に求めているのは、以下の4点です。
①不快に感じないレベルの機能性
②安くて耐久性がそれなりにある
③シンプルでオーソドックス
④人に不快感を与えない
この4点を満たした服は、ユニクロで買うことができます。
私は今や着る服のパターンが固定化されているので、傷んだら新しいものに買い替えるということが当たり前になっています。
10代、20代の頃は「個性的に見られたい」「このブランドの服を身に付けたい」「もてたい」「毎日同じ服はイヤだ」なんて思っていましたが、そのようなこだわりや煩悩はもうきれいに消え去ったため、服選びがかなり合理化されました。
私がユニクロで服を買う行為。それは、消耗品を買う感覚に似ています。
しかし、それを我慢しながらやっているわけではありません。私はそれで満足なのです。ユニクロのデザインはシンプルで合理的なだけでなく、美しいですし。
あなたはどうでしょうか?あなたにとっての服の価値とは?
そこを棚卸してみると、人生の幸福度を下げることなく、服にかける費用を減らすことができ、その分を貯金に回せる可能性があるのです。
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