7.資産運用は40歳からがいい
みなさん、こんにちは。
資産運用してますか?
現在37歳の私はしていません。一部塩漬けにしている株と外貨を少額保有していますが、95%以上は普通預金です。
資産運用の情報を目にすると「貯金しかしていない人は損している」「節税できるiDeCoや積立NISAをやらなければ損」と言った記事を目にします。
でもそれ、本当でしょうか?
株も投資信託も常に元本割れリスクがありますので、評価額が実際に投入した金額を下回って損をする可能性がありますし、手数料や信託報酬という自動的に出ていくお金も存在します。
私はiDeCoやNISAを否定しているわけではありません。
ただ、45歳くらいまでは、資産は「いつでも使えるお金=普通預金」の割合を多めに持っておく方が便利であり有利だと思っています。
それは、①子どもの養育費、②住宅購入の頭金、③個人事業の資金など、まとまった金額が求められるタイミングにズバッっと使えた方がいいからです。
そして、それらは45歳くらいまでは優先順位が高い位置にあると考えています。
子どもの大学の学費を用意したり、住宅購入の頭金を用意しなければならない時に、老後にしか引き出せないiDeCoや元本割れリスクがあるNISAに資産を入れ込むよりは、現金で即支払えた方が健全です。
また、この変化の激しい時代に置いては、個人事業主にいつでも成れることで、会社に自分の人生を預けずに済みます。完全なる個人事業主としてでも、副業としてでもいいですが、そのために必要な資金は持っておきたいものです。そこでお金がなければ準備する機会を損失する可能性が高いのです。
以上の理由から、45歳くらいまでは手元にまとまった現金を用意しておく方が人生を有利に進められると考えています。
ただ、45歳から老後の資産形成を考え始めるのは少し遅いとも思います。
ですので、40歳までにできるだけ貯金をして余裕を作っておき、40歳からは普通預金と資産運用を分散させる。
逆に言うと、40歳までは、資産の9割はいつでも引き出せる普通預金で持っておく方がいいと考えます。
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