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子育ては未来の国づくり
暑い日は、最低限の外出にとなり、家に引きこもってしまいます。
そんな引きこもる日には読書の時間が捗ります。
最近は、
📘【武士の子育て 著:石川真理子】
を読んでいます。
武士が子育て??と思ってしまうようなタイトルですよね。
そんな本をまだ読み終わっていないのですが、
私にとっては驚きの連続だったのでここで書きたくなり、
その一部をご紹介しようと思います。
武士の教育のなかにも
子育てについての書物がたくさんあったようです。
この本では主に【父兄訓(ふけいくん) 著:林子平】を参考に書かれていました。
ここで、素晴らしいことが書かれていました。
『子育ては、未来の国づくり』
子供は未来の国をつくっていくことになるため、
その子供を育てるのは親であり、
その親は国を創るというのです。
今では、
父親が子育てすることは珍しいとされていて、
「育メン」という名前が有名になるほど。
しかし、昔は父親が子育てするのは
当たり前であったそうです。
私のイメージでは、
武士は外で戦いに行くイメージ
しかなかったのでとても驚きです。
また、「教育は胎児から始めよう」
とも書かれていたようです。
江戸の時代からすでに
「胎教」は広まっていたようです。
しかも、その胎教は母親が知ると書かれているのではなく、
胎教の道を教えることも父親としての役割で
父親の道であると言われていたのは驚きでした。
寺子屋が広がり、
文字が読める人が多くなったことで
本を読む人たちも増えていた頃に
子育ての書物が広まり、
その時代は戦争もなく
武家や農民など様々な人たちのほとんどが
現在の便利すぎる時代以上に
平和な心で暮らしていたそうです。
昔の子育ての書物は、
先を読みすぎて今後危険が及ぶのではないかと
その著者は処刑されたようです。
大変恐ろしいことですが、
今でも都合が悪いと処刑されているのです。
もし、こういう書物が処刑で破棄されずに広まり続けていたら
今この日本の家庭はどうなっていただろうと想像したくなってしまいます。
2世帯、3世帯と大家族で一緒に住んでいる?
虐待やモンスターペアレント、少子化という言葉もなかったかな?
なんて明るい家庭や周りの社会を創造したくなります。